ゆで卵入りかまぼこ「アリマド(アルマド)」。懐かしい思い出の味。

スポンサーリンク
未分類

2016年12月20日、BS日テレ
《三宅裕司のふるさと探訪》は、アンコール放送で
《#45 長崎県佐世保市の旅》を放送していました。
http://www.bs4.jp/hurusato/onair/45.html

その土地出身の人が、故郷自慢を投稿。
その投書の内容を検証しに、
三宅裕司が訪れるという番組です。

その投稿の一部が
《防空壕にお店があるトンネル横丁!
「アリマド」は是非食べてください!!》というもの。

「アリマド」。
ご存じですか?

長崎県佐世保市、平戸市など県北部などで
一般的に食べられているゆで卵がまるまる
はいったかまぼこです。

番組の中では、ポルトガル語の
「アルマトーレ(包む)」が語源となっている
といった説明がされていました。

ともかく、江戸時代、鎖国の中、
海外とも交易していた国際性があり、
海産物が豊富な長崎らしい食べ物です。

実はこのゆで卵いりかまぼこ。
ゆで卵とかまぼこ(天ぷら)が好きな自分にとって、
美味しいものがふたつあわさった大好物の一つです。

番組では「アリマド」とありましたが、
「アルマド」と呼ばれることもあります。

そうそう単にゆで卵が入るのではなく、
食紅を使って、ゆで卵の外側、白身の部分が
赤くしているのも特徴です。

それを魚のすり身で包んで油で揚げています。

半分に切ると、真ん中にゆで卵の黄色、白身の白、
そして赤色、さらに外側はすり身の茶色といった
美しい配色になっています。

これが、竜の眼に似ているというところから、
竜眼とも呼ばれています。

《第35回 長崎ご当地グルメ(その3) 竜眼はアルマジロの親戚である》
http://www.nikkei.co.jp/category/offtime/tabeb/article.aspx?id=MMGEzq000015122010

長崎出身の大学時代の同級生、五島列島の生月島出身の同僚によれば、
お正月、お盆、おくんち(お祭り)、結婚式など、お祝いの席には、
欠かせない食べ物とのこと。
東京に来たら、どこにも売っていなくて、寂しかったと話していました。

なお生月島の同僚は、青く色づけしたものもあると話していました。

《ゆで卵の表面を、祝い事では赤色、法要では青色に着色し、
すりみで包んで油で揚げた「ありま」をご注文に応じています》。
http://jf-tachiura.or.jp/publics/index/10/

名前の由来は、上に書いたほかに、
《オランダ語の「アルマトーレ(包み込む)」や、
スペイン語の「armado=武装した」という意味で、
玉子をすり身で包みこんで、玉子を武装させた
ような料理だから「アルマド」》というものもあるよう。

平戸市郷土料理レシピ集》
http://www.city.hirado.nagasaki.jp/kurashi/health/promotion/files/20160207.pdf

いやー、いずれにしても国際的ですね。

実は、このアルマドに似た食べ物、
ほかの地方にもあります。

自分が知っている限りでは、高知県。
こちらも、すり身を油であげた
揚げかまぼこ(天ぷら)が
数多くあります。

その一つに、まさに色づけした
ゆで卵入りかまぼこがあるんです。
「大丸」といった名前で販売されています。

日常的にも食べますが、
お正月などのおめでたい席に出されます。
http://www.suehiloya.com/SHOP/4-006.html

ほかに知っているのは、同じ四国は
瀬戸内海沿いの愛媛県今治市のそれ。

愛媛県 今治市 中村屋かまぼこ店
《たまご入》
http://nakamuraya.shop-pro.jp/?pid=2235730

自分が最初に食べたのは、親戚の家で食べた
この今治のものだと思います。

その次が高知県。
さらに長崎県と続きます。

さらにもう一つ、それは沖縄県。
こちらに「岩玉子」という名で
売られていたのが、まさに
ゆでたまごの入った揚げかまぼこ。

沖縄そばの具材としても上に
トッピングされたりしますね、

「岩玉子」沖縄 糸満海人蒲鉾
http://itoman.or.jp/kamaboko/02hashou/index.html

 

鹿児島の薩摩揚げのルーツは沖縄からなんて
話も聞きますので、もしかしたら、こうした
ゆで卵入りかまぼこのルーツは、沖縄なのかも
しれないですね。

まあしかし、ゆで卵、そして魚のすり身は様々な
場所にあるので、同時発生的に生まれたものなのかも
しれません。

いずれにしても、番組を見ていて、
久しく食べていないなーととても懐かしい気持ちになりました。

日本橋に長崎県のアンテナショップ
長崎館があるのですが、売っていないかナー。
https://www.nagasakikan.jp/index.html

プロフィール
この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
https://nikitoki.blog.ss-blog.jp/
ブログ「人生やり残しリスト」
https://yarinokoshi.blog.ss-blog.jp/

nikiをフォローする

Amazonサーチ
未分類
スポンサーリンク
シェアする
nikiをフォローする

コメント