「時間泥棒をするな、許すな」。中学の担任の言葉。知合い。定年したら貴重な時間を一分たりとも泥棒されたくない。

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ミヒャエル・エンデの
「モモ / 時間どろぼうとぬすまれた時間を
人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語」
という本。

ご存じですか?

中学2年の担任の先生が、ホームルームで、
この本と「時間どろぼう」について
教えてくれました。

そして、先生独自(?)の格言を
伝えてくれたのでした。

「時間泥棒をするな、許すな」。

時間は万人に等しく与えられたもの。
誰にとっても貴重なもの。
なので、その大切な時間を他人から
奪ってはいけないし、また他人が
自分の時間を奪おうとしたら、それを
止めさせないといけないと。

これは何も東京から大阪に行くのに、
最も早い交通手段で行け、時間を短縮せよ
という訳ではありません。

自分が時間をコントロールしなさい。
自分の歩いて行こうが、各駅停車で行こうが
はたまた途中でどこかの町に立ち寄って、
行列に並んで、名物のラーメンを並んでもよし。

要はその自分の意思で時間を支配していることが大切と。

世の中に出たら、この時間を自分ですべて
コントロールするというのは難しいですね。

それが出来なくてイライラ、ストレスがたまる
というのが現実ではないでしょうか。

何年か前に定年になった知合い。
会社勤めはやめ、今は自分の出来る範囲で
顧問としてある企業にコンサルティングを
しています。

なにより大切なのは自分、そして奥さんとの時間。
それを邪魔する人、事は許しません。

これまでより家にいる時間が多くなって
気づいたのは、そうした自分たちの時間を
邪魔する、奪う人やことがいかに多いか。

まず訪問販売、各種の勧誘。
1日に何人も来て、インターフォンを鳴らす。
それにいちいち応対するのは時間だけでなく、
気力も奪われる。

訪問販売などには応対しないことが一番
とのアドバイスを新聞記事で読み、
自動留守対応をしてくれるインターフォンに
変えたとか。(これは定年前)

そう固定電話と同じで留守録・留守電が出来るものです。

《居留守機能》
http://www2.panasonic.biz/es/densetsu/ha/mansion_ha/smartmonion/raikyaku/r_11.html

家の固定電話はすべて留守電に。
それを聞いて対応。

家族・親戚・友人など、
電話を受けてもよい人には
携帯電話の番号を教える。

よほど緊急の時以外は、
電話で話すことはなくなったとか。
大抵は携帯、PCメール、LINEで。

宅配便などの荷物の配達は、時間指定で
その時間でない限り対応しない。
ただ宅配業者から電話がかかってくることがあるので、
戸建ての宅配ボックスを設置しようかと検討中。

テレビ番組は、ほとんど録画。
全録できる録画機種を買って以降、
ほぼそうなった。
ただニュース、スポーツは今でも生で見ることも。
全体的にテレビの視聴時間は減少。

銀行、郵便局、区役所などでは、
かなり待たされることがある。

このため銀行、郵便局は、ネットで各種の手続きが
できるよう、申し込み、使用中。
(インターネットバンキング)

買物は、自分が好きな服、趣味のものなどを除き、
ほとんどネット・通信販売などを利用。

車は手放し、都内などでは乗らない。
近場は運動を兼ね、歩いたり、自転車を利用。
電車・バスも通勤ラッシュの時間帯は避ける。

まだまだ自分で自分の時間を管理する方法を
教えてくれましたが、最近のテクノロジーは
時短、省力化の方向に進んでおり、自分の時間を
取り戻すのに最適な環境になっているとのこと。

つまり文明の利器・サービスは利用せよと。

自分で時間をコントロールできると、
ストレスが大幅に減り、とても
精神状態が良くなったとのこと。

うらやましい限りですが、
自分も今、できることを実践しようと
思いました。

〇図書館も予約してから。
〇紙の本だけでなく、電子書籍も利用。
(即時に入手でき、置き場所にも困らない)
〇所有からシェアへという最近の動きは、
自分の時間を取り戻す一つの手段。
自分の好きなモノだったら別だが、
車、自転車、服、電気製品などモノを
管理するのは時間も労力もかかる。

〇上と同趣旨だが、モノを減らすのは
時短になり、自分の時間を取り戻せる。

プロフィール
この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
https://nikitoki.blog.ss-blog.jp/
ブログ「人生やり残しリスト」
https://yarinokoshi.blog.ss-blog.jp/

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