まもなく2015年のテニス全米オープンが始まります。
錦織選手の活躍、初優勝が期待されています。
去年、決勝戦をWOWOWの生放送で見ていて、
余りにも興奮しすぎて、胸が苦しくなるという経験をしました。
もともと気が弱くて、ストレスに弱いたち。
なので、余り興奮し過ぎると身体に悪いので、
血圧、脈拍が自分にとって上がりすぎると感じるときは、
テレビを切り、興奮を静めるように心がけています。
103歳の現役医師・日野原重明先生の朝日新聞のコラム
「103歳 私の証・あるがまま行く」。
8月22日と29日の2週にわたって、
「なでしこ観戦中の大ピンチ」とのタイトルでつづられていました。
日野原先生が大好きななでしこジャパン。
この7月のW杯のイングランドとの準決勝をテレビで観戦していて、
気分が悪くなり、調べてもらったところ、
不整脈の一種である心房細動が発見されたという内容です。
聖路加病院で診断そして、応急処置をしてもらい、
その日の午後の講演を無事終えたそう。
その後、心房細動を取り除く、除細動の処置を受け、
翌日には、ご自宅に戻ることを出来たとのこと。
このことから、日野原先生は、得た教訓を書かれています。
《力を込めて応援したくなる試合は生中継で見ず、
結果を知ってから録画でゆっくり楽しむようにする、
ということです》。
なお先生は、
《医師として前々から血圧の高い患者さんに勧めてはい》
たとのことですが、《自分のことになると、そうはいかなかったのです》。
さらに続けて、次のようにも。
《とはいえ、次にまた見たいスポーツ中継があった時、
果たしてあの手に汗を握るような臨場感を味わうのを
我慢して過ごすことができるのか……。まだちょっと自信がありません》。
患者さんに勧める生ではなく録画でのテレビ観戦を
なかなか守れない日野原先生。
なんとも人間らしいですね。
2015年8月29日、朝日新聞
《(103歳 私の証・あるがまま行く)なでしこ観戦中の大ピンチ:下 日野原重明》
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11934461.html
海外で、野球やサッカーの観戦もしくはテレビ観戦中、
興奮して、なくなってしまったなんてニュースを
たまに聞くことがあります。
ストレス、興奮には強いという方も、
年齢を重ねるとあちこちがもろくなっています。
くれぐれもお気をつけ下さい。
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