50の坂。60,70、80と坂はどんどん急になる。坂を越えると2から3年はすっといく。

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人生を坂に例えることがよくあります。

有名なのは徳川家康が言ったとされる
「人生は重荷を背負うて坂道を行くが如し」
ですね。

また結婚式のスピーチ、
会社での訓示などでよく使われるのが、
「人生には3つの坂がある。上り坂、下り坂、
そしてまさかだ。まさかに備えなさい」

先日、同年代の友人たちと
会食をしました。

その話の中で出てきたのが、「50の坂」。

50は、50歳。
男性も女性も50歳を機に、
体、心そして取り巻く環境が
大きく変化し、坂にさしかかる。

中にはその坂を登るのに苦しんで、
人生から脱落する者も出てくる
というものでした。

自分自身の健康だったり、
会社での人事、仕事などの悩み、
両親の病気、介護など、様々な苦しみを抱え、
足におもりがついたような負荷がかかるようです。

そんな話をしながら、
そうした坂を登るのは一人だけではない、
みんな程度はあるにせよ、同じような境遇だ。

なので、時には助け合って、支え合いながら、
昇っていこうと話したのでした。

この話を母やもう少し上の世代の人に話したら、
次のような反応でした。

50の坂というけれど、60の坂、70の坂、80の坂もある。
そしてそれらは少しずつきつくなっていく。
だけど、ずーっと坂が続く訳ではなく、
60の坂を登ったら、しばらく平らな道が続き、
その間、そう2~3年は、すっと行く。

目の前の坂を登ることに集中しなさいと。

なるほど、ずっと坂道ではない。
坂を登ると少しは平らな道もある。
そこに少しですが、希望を見出しました。

あなたは今、坂道にいらっしゃいますか?
それとも平坦な道でしょうか?

坂道という方も、いつかは平坦な道が来る
と信じて、ゆっくりでも昇り続けていきましょう。

追記 2023年1月21日
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書き忘れたのですけれど、例えば49歳から50歳になり、
「50の坂」になる。この9から0になるのは、
「九の坂」とか「九の坂越え」と言う。
厄年と同じで神社にお参りし、祈祷をしてもらう所もあるようです。
「九の坂詣り」
昔から、「九(く)は苦に通ずる」と言われているので、
そこから来たものと思います。
九のつく歳は、苦難に見舞われたり、体調を崩したりしやすい。
なので気をつけるようにと。
長濱八幡宮 《九の坂参りのご祈祷》滋賀県長浜市 
http://www.biwa.ne.jp/~hatimang/kunosaka.htm

五木寛之さん。人生の折り返し点を過ぎてからの考え方。

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この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
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