テレビ番組「カンブリア宮殿」の桃屋の特集を見て思い出した、海苔の佃煮製品。「ごはんですよ」「磯じまん」「アラ!」「江戸むらさき」。

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6月30日、テレビ東京で放送された、
「日経スペシャル カンブリア宮殿~村上龍の経済トークライブ~」で、
桃屋が紹介されていました。

《納得するまで商品化せず!ロングセラーを生む桃屋の良品質主義》
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20160630.html

桃屋は本社がわが家の近くにあり、
なんだか親しみを持っています。
(食べるラー油がブームになった頃、その発信源の一つとなった
人形町のある中華料理屋さんに桃屋の社員の方が何人も訪れていました)

番組では、「ごはんですよ!」をはじめとする
同社の様々なロングセラー・ベストセラーの製造の裏側、
新製品発売までの苦労などが紹介され、
スタジオでは社長・小出雄二氏が登場し、
村上龍氏からインタビューを受けていました。

同社で最も売れているのが「ごはんですよ!」。

使っているのは、ヒトエグサというノリ(海藻)。

それを洗浄選抜するだけのための専用工場まで作り、
機械に加え、人間の手と目で選び抜いていました。

最後の工程では、ベテランの女性が、
食用だが、原料とは別のわずか数ミリほどの
海藻も取り除いていました。

驚きです。

「ごはんですよ!」を見た時、小さい時に、
家にあった海苔の佃煮のことを
思い出していました。

自分の小さい頃に置いてあったのは、
この「ごはんですよ!」ではなく、
同じ桃屋の「江戸むらさき」でした。

同社のホームページによれば、
こっちは1950年発売の
《桃屋のり佃煮の元祖》。

原料は、《国産(主に三河湾周辺で収穫)の板のり》。

二つの違いは次のように説明されています。

《姉妹品の「ごはんですよ!」は、なめらかでトロリ
とした食感であるのに対し、「江戸むらさき」は、
板のりだけを使用しているので、固形感のある仕上がりになっています。》
http://www.momoya.co.jp/products/detail/edomurasaki/

《ごはんですよ!》
http://www.momoya.co.jp/products/detail/gohandesuyo/

大阪の祖母宅に行くと、あったのは、
《磯じまん》
http://www.isojiman.co.jp/

こちらは、大阪の「磯じまん」(会社名=商品名)の製品。
原料は「青さのり」。他の社の製品に比べ、
この「のり」を大量に使っているのが特徴だそう。

濃厚ではっきりとした味という印象です。

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神戸の叔母さん宅にあったのは《アラ!》
兵庫県たつの市にあるブンセンという会社の製品。

《昭和30年の発売以来、愛され続ける定番品。
香りよい海苔の葉がたくさん入っています。》
http://www.bunsen-kk.co.jp/hp/shohin/noritukudani.htm

同じ海苔の佃煮なんですが、
それぞれ味がずいぶん違っていて、
とても面白かったですね。

従兄弟は、神戸から上京した時に、
この「アラ!」を持参したそう。

それにしても小学校の頃、あんなに
海苔の佃煮を食べていたのは
なぜなんでしょう?

おそらくお腹がいつもすいていて、
おかずが間に合わない。
でも海苔の佃煮なら、ご飯に載せて
すぐに美味しく食べられたからかも。

今のように、ファストフードや
コンビニがなく、手っ取り早く
お腹を膨らませるものがなかったからなんでしょうね。
(あんパン、菓子パン類は別にして)

そうした外食、ファストフード、スーパー、
コンビニがいくつもでき、おかず類やスナック類が
充実するにつれ、個人的には海苔の佃煮を食べる
機会が減ってきました。

昔はテーブルの上や冷蔵庫の中に必ずあった
桃屋の瓶詰め、佃煮類。

いつの間にかなくなってしまい、
現在、わが家には一つもありません。

おたくではいかがですか?

わが家だけかもしれませんが、
これも時代の流れというか、
年をとってしまった
ということなのかもしれません。

そうそう以前、友人の家に行ったとき、
海苔のパスタを出してくれ、とても
美味しかったので作り方を尋ねました。

そしたら、上のどれを使ったのか忘れましたが、
海苔の佃煮をまぶしただけとのこと。

友人宅では、朝、海苔の佃煮や、
焼き海苔を乗せた海苔トーストを食べることもあるそう。

《海苔佃煮 あまいですよ!》
http://www.momoya.co.jp/products/detail/amaidesuyo/

ご飯以外でも使い途はありそうなので、
久しぶりに買ってみようかな?

 

プロフィール
この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
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