部分動員令でロシアの若者、出国相次ぐ。「腕折る方法」検索急増。醤油の一気飲み。徴兵逃れ。

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ロシア、徴兵対象の若者の出国急増

ロシアのプーチン大統領が部分動員令を発令しました。最大で30万人の軍隊経験のある予備役を、
30万人を動員する予定であることを発表しています。
これを受けて、徴兵対象となる若者らが、フィンランドなど隣国に出国する動きがでています。
車で陸路、国境を越える人、また空路で国外に脱出する人などで、長い車列屋航空券の
売り切れていると伝えられています。

国内ではデモ。「腕を折る方法」検索急増

この動員令に対し、国内各地でデモが発生した、全国38都市でおよそ1400人が
警察に拘束されたとも。これらの人たちは、ウクライナ侵攻後に改正された法律で、
刑事罰を受ける可能性があるとのことです。
予備役が対象とされていますが、それに限定されておらず、全体像は明らかにされていない所から、
対象となりそうな国民は、不安を募らせ、徴兵を避けようとした動きが広がっています。
その一つが、「腕を折る方法」をインターネットで検索すること。
腕を折ることで、徴兵、招集令状を逃れようとする動きですね。

日本、太平洋戦争中の徴兵忌避、醤油の一気飲み

このニュースを読んで思い出したのは、祖母、大叔母、伯父さんなどから聞いた
太平洋戦争中の徴兵逃れの話です。
戦争中は、まず20歳に達した成人男性は、全員徴兵検査を受けることが義務づけ
られていました。そこで甲種、乙種などと判定され、兵役に適さない者には、
赤紙(召集令状)が来ないという仕組みです。
このため徴兵逃れとしてこの徴兵検査の前に、様々な方法で一時的に
健康を害したように見える工作が行われたようです。
その方法の一つとして有名なのが、醤油の一気飲み。塩分を過剰にとることで、
血圧を上げ、体調を悪化させ、判定を悪くするというものです。
ほかにはタバコを過剰に吸って、体重を減らし、またせき、タンなどで結核を
装うという方法もあったようです。
そんな方法は、一時的なもので医師が見れば、偽装と簡単に判定できると
思いがちですが、医師の目こぼし、また戦争が進行し、医師が不足するなどして、
経験の浅い医師が誤診するなどで、徴兵検査で悪い判定となり、徴兵を逃れたケースも
あったそうです。
特にこの時代、結核は不治の病で、集団生活では感染の恐れがあるので、
徴兵できない大きな原因だったよう。重い風邪、肺炎を結核と判断され、
徴兵されなかったケースもあったみたいですね。
日本で再びこうした徴兵制、徴兵忌避が起こらないことを願います。

丸谷才一の傑作「笹まくら」。徴兵忌避者の物語。

徴兵忌避で思い出すのが、丸谷才一の長編第二作「笹まくら」。「徴兵忌避者」として5年間、
逃げ回っていた男の物語です。

刑法改正、出国禁止、天声人語

プーチン氏が、24日に署名した刑法改正案。戦時や動員下での兵役忌避や投降、
命令不服従に対する法定刑が厳罰化されています。「自発的な投降」の項目が追加。
刑罰を懲役3~10年とのこと。
また予備役の男性の出国が続いていますが、プーチン政権は、28日にも、
対象の男性の出国を禁止にする方針のようです。
2022年9月26日、天声人語は、大正時代、太平洋戦争中の日本の徴兵忌避をあげ、
ロシアの部分動員令について記しています。
《徴兵からどう逃れるか。大正時代、都市の青年たちが用いた方法に、農村や漁村へ戸籍を移すというのがあった。立派な体格の農民や漁民にまじって徴兵検査を受ければ、都会育ちの身体は見劣りする▼兵役に最も適した甲種合格を避けるのが狙いだった》。この後、太平洋戦争下、しょうゆを大量に飲む
忌避法を紹介しています。
https://www.asahi.com/articles/DA3S15427006.html?iref=pc_rensai_long_61_article

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