出張ついでの休暇「ブリージャー」。母に話したら、「私たち、そんなの昔からやってたわ」。

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先日、朝日新聞で、「プリージャー」という言葉に
関する記事が出ていました。

《出張先で休暇、欧米で広がる 国内企業も奨励の動き
津田六平2017年1月14日16時01分》
http://www.asahi.com/articles/ASJDV6SKCJDVUTIL04W.html

これは会社の出張のついでに休暇を楽しむというもの。
《ビジネス(business)とレジャー(leisure)が
融合した、ブリージャー(bleisure)。》

朝日の記事によれば、
《欧米のビジネス客の間で広がり、新たな客層を取り込もうと、
国内のホテルも改装に乗り出すところが出始めた》とか。

この話を母にしたら、
「その言葉は知らなかったけれど、
おんなじことを昔からやってたわよ」
と言います。

父は会社務めで札幌、名古屋、大阪などの
支社・支所によく出張に行っていました。

母はそれに合わせて出かけて、
仕事が終わった父と合流し、
そこから近くの名所などに行って、
帰ってくるというスタイルです。

もちろん母の分は、会社ではなく自費です。

このおかげで、母は様々な所を体験しています。

ニュースやテレビ番組でどこかが出てくると、
「あ、ここは、〇年頃にお父さんと行った」
などと話します。

このブリージャーだけではありませんが、
休暇を使って、父と日本中、ほとんどの所を
旅行しているので、どんな場所が出てきても、
何らかの体験、感想、知識を披露することができるようです。

またその当時にしては珍しく、海外にも数多く出かけています。

「若くて元気な頃に有り難いことに、景気が良くて、
会社も儲かっていたので、いろいろな所に行くことが出来て、
こうして年取ってからも、その体験を語ることが出来る」と、
感謝の言葉を述べています。

そして付け加えて、子どもや孫(姪っ子)に、
「元気な時に、機会ある時に行っときなさいよ。
年とったら、体に無理が利かず行けなくなる
こともあるからね」と、アドバイスをしています。

もっとも丁度今、台湾一周旅行に出かけている
90歳近くの叔母さんのように、例外はあるけれど
とも付け加えますが。

昔の父との旅行体験を語る母の姿は、
とても生き生きしています。

その姿を間近にみると、母のアドバイスに
説得力があるので、言うことを聞いておこう
という気になります。

ブリージャーに限らず、機会を作って、
積極的に各地に出かけようと決めました。

プロフィール
この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
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ブログ「人生やり残しリスト」
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