友達のお母さんと、姉の戸籍の秘密。

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そんなに前のことではないと思うのですが、
ある有名人女性の戸籍が、実際に生まれた年より
後の年月日になっていたというニュースが
ありました。

そんな事がほんとにあるのかと怪しんだのでしたが……。

つい先日、わが家に友達がやってきて、
うちの母親も交えて話したときのこと。
友達がこんなことを話し始めました。

「うちのお母さん。実際に生まれた年より2年、
戸籍の生まれ年が後になっている」。

戦中の混乱期の話ではなく、その前の話。

詳細は不明なのですが、ともかく
お母さんの出生届を出すのを忘れ、
2年遅れで届けを出したんだそう。

それを受け付けてくれた役所も役所ですけれど、
ともなく戸籍は2年遅れの生まれ年の
記載となっているんだとか。

話はそれだけで済みませんでした。
友達のお母さんには2歳下の妹さん。
つまり友達からすると叔母さんがいるのですが、
2年遅れとしてしまうと、その叔母さんの生まれと、
整合性がとれなくなるので、なんと叔母さんの
生まれ年も1年遅らせたんだとか。

いやー、そうすると小学校・中学校に行くのも、
実際より2年とか1年遅れになってしまうのですが、
それはどうしたんでしょうね?

そんな話をしていたら、母が突然、
「〇〇(姉の名前)も出生届が出ていないことになって、
ずーっと予防接種のお知らせが届かないからおかしいな
とは思っていたんだけれど……」

さすがに姉は戦後の産まれですが、
母の故郷である岐阜の実家で生まれました。

何ヶ月かすごした後、東京に戻ります。
出生届は母の父母(祖父母)、弟(叔父さん)に
出すように頼んでいたんだそう。

岐阜から東京への区役所にそれがうまく
伝わらなかったのか、そもそも届が
なかったのか詳細は不明ですけれど、
ともかく予防接種の連絡がなかったとのこと。

しかし近所の同じ年生まれの人などから、
それを知り、予防接種に行ったところ、
役所からの紙がなくても予防接種は
してくれたんだとか。

ともかくそんなこんなで2年近くがたち、
区役所に問い合わせてみたところ、
姉の出生届は届いていなかったと。

そこで改めて岐阜の祖父母・叔父さんに
連絡し、そこから岐阜の市役所などにも
確認し、無事、手続きは、ちゃんと
2年前の実際の生年月日で、戸籍上も登録され、
手続きは完了したんだとか。

うーん。
姉にそんな秘密があったなんて、
信じられないですね。

友達のお母さんは戦前の話。
姉は戦後もずいぶんたってからの話。

あったのかなー?

《野球解説者関根潤三氏
父親がズボラで出生届が2年遅れに
2012.08.08 07:00》
http://www.news-postseven.com/archives/20120808_135902.html

《本当は大正15(1926)年12月25日生まれなんだけど、
その日に大正天皇が崩御して、役所が休みになってね。
届けを出せないうちに、親父が忘れてしまって、
結局届け出たのは年が明けた3月になってから。
昭和元年も1週間しかなかったから、大正15年に生まれたのに
いきなり昭和2年生まれになったんだ》。

これはかなり特殊な例ですね。

けれど関根さんは、
《そのおかげで徴兵されずに済んでね。》
と命拾いされています。

これも運命なんでしょうか。

《内海桂子 1年に2回も誕生日祝いがある理由
2017.05.02 16:00》
https://www.news-postseven.com/archives/20170502_521848.html

《戸籍上の生年月日は「1923年1月12日」だ。》

内海桂子師匠は、どちらも東京生まれの東京育ちの20歳の
ご両親が、“駆け落ち”して、千葉県の銚子で生まれたとのこと。

実際の生年月日は、大正11年(1922年)9月12日。

けれど役所に届けることを忘れていたとのこと。
父親は横浜の鶴見に行ったきり、行方不明に。

母親1人で育てることになり困窮。

《当時は、役所に出生を届け出ると、ミルクが支給されたそうですね》。

そこでお母さんは、《ミルクがもらえると聞いて
慌てて届け出たんでしょう》と推測されています。

で届けを出したのが大正12年(1923年)の4月。
そして出生日はその年の1月12日になっていたとのこと。

友達のお母さんは師匠や関根さんより
ずいぶん下ですが、それでもまだまだ
出生届の扱いはずさんだったので、
もしかしたらそんなことがあったのかも
しれませんね。

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この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
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