亀の知恵

萬年も役立つような森羅万象の知恵を紹介

*

ビワの実の嫌な思い出の理由は? ビワと疫痢。ビワのお灸。ビワの葉の煮出し液を入れたたらいで行水。

   

先日、訪れたスーパーの果物売り場に、
早くもビワの実が並んでいました。

ビワ、お好きですか?

小さい頃、ビワはもらっても
余り嬉しくない果物でした。
というのは、あの大きさの割に
種の部分が大きくて、食べる部分が
とても少ないから。

食べても食べてもお腹いっぱいにならない
そんなイメージがありました。

そしてビワのイメージを悪くしていたのは、
ビワにまつわるこわい話を親や近所の人から
吹き込まれていたからです。

同じ町内の広い庭がある家には、
大きなビワの木があり、丁度、
梅雨時分に、たくさん実を付けたのです。

しかし近所の悪ガキ連中でそれを
食べるものは1人としていませんでした。

というのは、梅雨の頃、木から落ちた
ビワの実を食べて、疫痢にかかり、
苦しんでなくなった子どもがいる
とさんざん聞かされたからです。

本当かどうか知らなかったのですが、
子どもが痛みで苦しみ、布団の上を
のたうち回っているという姿を想像し、
ぞっとしたものです。

そしてもう一つがびわの葉のお灸。

今は後が残らないソフトなお灸がありますが、
昔は、もぐさを背中におき、線香で火を付け、
熱さを我慢して、跡が残るまですえるといった具合でした。

おねしょや疳の虫にも効くとされ、
小さな子どもにも据えたものでした。

その際、乾燥したビワの葉を肌の上にのせ、
その上にもぐさをおいて据えるというものがありました。

自分はそのビワの葉温灸はすえられたことは
ないのですが、少し上の世代の先輩たち、
そして同年代の友達の中には、据えられたものがいて、
これまた痛い、熱いといった恐怖のイメージが
植え付けられたのです。

もっとも体験した同級生によれば、
通常のお灸より、葉がしいてある分だけ、
マイルド(?)な肌当りになるので、
びわの葉温灸の方がつらくないのだとか。

今となっては、温活や体の調子を良くするために
やってみたいですけどね。

そんなこんなでビワには良いイメージがなかったのですけれど、
大きくなっていろいろ知るうちに、ビワは健康に有用な食物と
わかりました。

毛嫌いせずに、うまく利用したいものです。

そういえば、夏の頃、近所で、
ビワの葉を煮だして作った液を、
「たらい」に入れて、赤ちゃんを
行水(ぎょうずい)させていたのを
見たことがあるなー。

あせも、湿疹に効果があったんですね。
(たらい、行水、懐かしいなー)

 - 未分類

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

小説は短編に限るという年配の知合い。毎夜、1話ずつ短編を読む。掌編小説、ショートショート。

自分もそうなのですが、 年齢を重ねると、 集中力が持続しづらくなります。 このた …

アルツハイマー病の予防効果があるMIND食って何? アメリカの研究チームが発表。

認知症予防にカレーが良い、 ココナッツオイルがよい などと言われています。 認知 …

信号機。赤青緑の配列は? Googleのロゴの配色は? 人は見ているようで見ていない。課題を与えて脳を活性化。

インターネットを使った事がある方なら、 検索サイトGoogleはご存じで、 毎日 …

スーパーのバナナチップスを見て、戦中・戦後、配給された干しバナナの思い出を語り出した母。

日曜日、家からちょっと離れた スーパーに母と買い物に行きました。 その売り場にあ …

朝バナナならぬ夜バナナを始めた知合い。1日5食。午前1、午後2の間食が低栄養を防止。

少し前、「朝バナナダイエット」が ブームとなりました。 その名前通り、朝食にバナ …

北干住、銀糸町でもOK。ジョルダンの乗り換えサービス。間違いはビジネスのもと。

東京メトロ千代田線の北千住駅の 駅名表示が間違って、「北干住」と なっていた。 …

残念。村上春樹さん、2015年ノーベル文学賞を逃す。ベラルーシのスヴェトラーナさんに栄冠。

村上春樹さん、 2015年ノーベル文学賞を逃しました。 先ほどスウェーデン・アカ …

小さなチャレンジ(コチャレ)を続ける。上大岡トメさんの「コチャレ! 小さいチャレンジで次の扉を開ける」。

いつ、誰に教わったか忘れたのですが、 何か物事をするときには、小さく分けて、 分 …

「水の流れとか、雲とか、人工的に作れないものを1日10分でも見る」。テリー伊藤さん。「自然には直線がない」。

毎日新聞夕刊の連載、「私だけの東京 2020に語り継ぐ」。 演出家のテリー伊藤さ …

「思い出とは?」「過ぎ去ったもののことをいうのではない、過ぎ去らなかったもののことを言うのだ」。

ノンフィクション作家・久田恵さんの 産経新聞の連載「家族がいてもいなくても」。 …