亀の知恵

萬年も役立つような森羅万象の知恵を紹介

*

親の家を売る。相続して売るより、親自身が売る方が良いと聞き、準備を始めた知人の苦労。

   

これまで何度か実家の処分について書いてきました。

今回は、実家に一人暮らしする母親の
施設入居とそれを機に実家を処分した
知人の話です。

お母さんはまだ元気ですが、
年齢も80代で一人暮らしは心許ないと、
ケア付きのマンションに入居することに
子どもたちで決めたそう。

そこで問題となるのが、実家の家と土地。

子供たちはみな、結婚して
家庭を持っています。

みんな家、マンションを持っているので、
実家に戻ろうという人はいない。

そもそも実家は古いので、
そのまま住むにも住みにくい。

そこで思い切って
売却することに決めたといいます。

幸いなことに多くの場合と異なり、
ケア付きのマンションに入居したり、
月々の費用は、それまでの貯金や年金などで
まかなえるので、実家の売却益も必要ない。

売却はあせる必要がなかったので、
ゆったりと構えていたのですが、
地元の不動産業者にあたったところ、びっくり。

査定額が思った額の半分ほど。

子ども達は建物は古いので値段はないものと
思っていたものの、土地がそこまで安いのは
想定外だったようです。

税理士、銀行などに相談したそうですが、
みな業者のつけた値段は必ずしも不当ではなく、
妥当な範囲であると。

また売却にあたって、
敷地内にある物置、家の中の荷物などの
処分に百万単位のお金がかかるなど、
処分するのに思ってもみなかった
費用がかかることもわかったそうです。

またじっくりと処分と思っていたけれど、
居住者の売却の控除(3000万円)は、
居住しなくなってから3年後の年末まで
との期限付き。

まだ少し時間があるようですが、
実家とは距離が離れていて、
母親の顔を見るために帰りはするものの、
その都度、業者と会うことも難しく、
メールや電話でのやりとりも負担だと。

結局、親戚の人に、地元で長年お世話になった
税理士の人に入ってもらい、その人に
任せることにしたそう。

まだ実家の処分は決まってはいない
とのことのですが、
専門家に任せたことで精神的な負担は
ずいぶん減ったといいます。

自分の手に負えない場合は、
信頼できる専門家を探して、
その人に任せるのがよいのかもしれません。

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