亀の知恵

萬年も役立つような森羅万象の知恵を紹介

*

ドウダンツツジの「ドウダン」ってどういう意味?

   

産経新聞一面下に連載されている漫画
「ひなちゃんの日常」。

2015年4月21日では、「ドウダンツツジ」の話題です。

家の近所の隅田川の土手に早くも咲いています。

ドウダンツツジの「ドウダン」、
どういう意味かご存じでしょうか?
漫画では、ひなちゃんのおじいさんが、
《ドウダンツツジのドウダンは、
漢字で灯台とも書くんだけど
満点の星も書くんだよ》
とひなちゃんに教えています。

ドウダンツツジは、「灯台つつじ」
「満点星(躑躅をつける場合も)」。

以前、教えてもらったのは、
「灯台(とうだい)」から音が変化し、
「ドウダン」と呼ばれるようになったと。

なぜ灯台かというと、花ではなく、
枝の分かれ方が、3つに分かれ、
灯台の脚に似ていることからだそう。

ここで言う「灯台」とは、あの海に面した岬などに
立っている灯台ではなく、平安時代などに、
宮中行事で用いられた「結び灯台」のこと。

細くて丸い3本の木を、ひもで結んで、
その上下を拡げた上に、
油と芯が入った小皿(灯明皿)が
のっているものです。

実際にドウダンツツジの枝分かれの様子を見ると、
結び灯台と同じ形になっています。

こちらに、結び灯台の絵とドウダンツツジの写真が
掲載されています。
《ヤサシイエンゲイ》《ドウダンツツジ》
http://www.yasashi.info/to_00008.htm

「満天星」の方は、中国の伝説に由来するのだそう。

中国の太上老君(だじょうろうくん、道教の始祖・老子が神格化)が、
仙宮で霊薬を練るうち、誤ってこぼした玉盤の霊水が、
この木に降り注ぎ、凍って壷状の玉(ギョク)になり、
それがまるで満天の星のように輝いたとの伝説です。

ここからドウダンツツジは、中国ではめでたい木とされ、
英名Chinese New Year Flowerからわかる通り、
中国のお正月である春節には
欠かせない花となっています。
(中国満天星、香港満天星、花はピンク)

また中国名は「吊鐘」とも。

ただ野生種は少なくなっており、
香港では、保護指定植物となっているそうです。

ドウダンツツジは、春の花、
そして秋の紅葉も楽しめます。
(季語は春)

丈夫なので育てやすく、都会でも
意外なところに見かけたりします。

かわいらしい壺状の白い花。
探してみてはいかがでしょうか?

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