明日、2016年2月28日、
東京マラソンが行われます。
自宅、仕事場、会社がそのコースまたは、
コースからすぐ近くにあり、交通規制、
見学の混雑に見舞われます。
マラソン、駅伝をテレビで見るのは好きなのですが、
生活に不便が出て迷惑するのはいや
という了見の狭いことにわれながらあきれます。
近所の人と東京マラソンについて話した時、
そんなことを打ち明けました。
相手はたしなめるでもなく次のようなことを語りました。
「もう自分では短い距離でもましてやマラソンなんか
走れない体になってしまったけれど、それだからか、頑張って
走っている人を見ると、思わず応援したくなるんだよね」
「こっちがガンバレ、ガンバレって応援する。
励ましているつもりで声をかけているのに、
なぜかそうしている自分まで興奮して元気がでちゃう」
「なんなんだろうね。応援するつもりがランナーに
元気づけられてる、つまり応援されているんだね」
「実際に走っているのは、知らない人だけれど、
自分の頭の中では、若い時の自分になっているのかもしれない」
その言葉を聞いているうちに、
頭を殴られたような、心をわしづかみにされたような、
そんなショックを受けました。
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