老後破産。独身・一人暮らしの友達が老後について計算したら……。

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同年代の独身の友人に、
先日久しぶりに会いました。

これまでいつも元気だったのに、
うかない顔をしています。

理由を尋ねたら、自分の老後のことを
考えて憂鬱になったとのこと。

父親は亡くなり、母親のみ。
実家はすでにローンが終わり、
自分自身もマンションをずいぶん前に
買っていたので、あと少しでローンも終わるそう。

その意味では恵まれているけれど、
年金などを計算してみたら、
とても月々の資金が足りないと。

今は健康だからいいけれど、
もともと体が弱いので、
もし病気になったらどうなるか?

経済的にも成り立たないし、
また身の回りの世話を
してくれる人も心当たりがない。

もちろんいざとなったら、
財産を処分しお金を作り、
また各種保険や介護保険を使おう
とは考えているけれど、
それもどうなることか。

そうして10年後20年後の自分を考えたとき、
次の言葉が頭に浮かんだと言います。

「いつまでもあると思うな親と金」。

今はまだ親は元気で自分が面倒を見なければ
いけない訳ではなく、逆に子どもの自分の
ことを気に掛けてくれる。

しかしそれがいつまで続くか。

お金、財産もいつまで持つのか。

そんなこんなで未来の展望が開けず、
気が重くなったのでした。

見渡せば周囲の同年代では、
親が亡くなっていたり、
まさに今、介護の真っ最中だったり
の人が多くいる。

相続でもめて、自分たちが住んでいた家を
売却し、兄弟姉妹が、分け合い、それも
使い果たそうとしていたりなど。

そうした人に比べれば、
これまでそんなことを考えずにすんだのは、
ある意味、幸福だったのだなーと感じたと言います。

いやなことは、考えたくないものだから、
先送りにしてしまいがちだけれど、
いつか向き合わなければいけないなら、
早めにそれに直面しておくべきだと、
次第に考えるようになったそう。

あるようでないのがお金。
ないようであるのが「まさかの出来事」。

その友達は、その日から、出来ること、
すなわち、日々の節約をこころがけ始めたようです。

自分も厳しい老後の現実に
直面しないといけないなと感じました。

プロフィール
この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
https://nikitoki.blog.ss-blog.jp/
ブログ「人生やり残しリスト」
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