亀の知恵

萬年も役立つような森羅万象の知恵を紹介

*

「まんの悪いことをするな」。祖母がよく言っていた言葉の意味は? 運命をよくする方法。

   

「まんが悪い」「まんの悪い」
という表現をご存じですか?

関西、西日本の方は、よくご存じで、
実際、日々使われているかもしれませんね。
もっとも最近の若い方は使わないかもしれませんが。

四国出身で神戸・大阪暮らしの長かった祖母から、
訪れる度にこの表現を聞かされました。

「まん」とは「ま(間)」が変化した言葉。
はずみ、巡り合わせ、運、幸せといった意味です。
(「間(ま)」と「運(うん)」とが結びついたとの説も)

間=タイミングという意味あいより、
祖母は、巡り合わせ、運といったニュアンスで使っていました。

よく注意されたのは、「まんの悪いことをするな」。
(「まんが悪いことをするな」)

タイミング、巡り合わせというと、
その人の責任ではなく、外部的な何か、
その人とは関係がない何かが決める、決定する
と思いがちです。

祖母に言わせるとそうではない。

「まんの悪さ」を招いているのはその人自身だと。

その人の行動、意識で、よい巡り合わせを逃している。
運を遠ざけていると。

なのでそうした行為をしないということが、
「まんの悪いことをするな」です。

では具体的に「まんの悪いこと」、
逆に「まん」を招く行為とは?

まんの悪いことは、焦ること、
せわしないこと、急ぐこと。
まんの良くなる行為はその逆で、
ゆったりと余裕をもつこと。

朝起きると、友達との約束に遅刻しそう。
ばたばたと着替え、洗顔、歯磨きもそこそこに、
何も食べずに、靴をつっかけて、急ぎながら、
玄関から出て行く。

こんな時に、祖母から叱られたものです。

こうした行為はつまずいたり、何かを落としたり、
誰かにぶつかったりなど、なにかしらトラブルを
起こしがちになる。

また遅れていって人にあうことで、負い目を負い、
相手より劣位に立つことになると。

こうして、自分が招いたことで、
どんどんとまんが悪くなっていくのだと。

逆に、前の日に早く寝て、早く起きて、
準備万端整えて、でかければ、忘れ物もせず、
電車、バスにも余裕をもって乗れ、待合場所にも
早く着き、落ち着いた状態で相手を迎えることが出来る。

こうして、まんが直って、巡り合わせがよくなり、
すべての物事が順調にはこぶことになる。
好運がめぐってくる。

運命をよくする方法は、案外簡単なものでした。

「まんが悪い」ことに出合った時は、
誰かのせいにしたり、天や神様のせいにせず、
まずは自分を振り返ることも大切だと祖母は
語っていました。

それがなかなか出来ないのが人間ですが、
自分の行動、意識を変えれば、事態が
改善するならば、それを試して
みるべきなのかもしれません。

最近、「まんが悪い」ことが続いたので、
誰かのせいにしようとした自分に気づき、
久しぶりに祖母の言葉を思い出しました。

 

 - 未分類

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

朝日新聞連載の「折々のことば」を毎日書写する知人。読み、切り抜き、書き写し、貼るというアナログな行為が言葉を血肉にする。

以前、このブログで、毎日、筆ペンや筆で、 自分の好きな言葉や偉人の言葉を手書きす …

親の家を売る。相続して売るより、親自身が売る方が良いと聞き、準備を始めた知人の苦労。

これまで何度か実家の処分について書いてきました。 今回は、実家に一人暮らしする母 …

秋になると、家の前のおじいさんが毎朝やっていた「焚き火」を思い出す。

小さい頃、実家の前の家は、 道に面した建物の横が、奥の庭につながる 通路になって …

信号機。赤青緑の配列は? Googleのロゴの配色は? 人は見ているようで見ていない。課題を与えて脳を活性化。

インターネットを使った事がある方なら、 検索サイトGoogleはご存じで、 毎日 …

読み終えた新聞をビリビリ破って捨てる人の気持ち。大阪の電車の網棚。

仕事柄、毎日新聞を大量に読んでいます。 読み終えた後の新聞。 家、会社にいるとき …

「もっと早くから使っていれば良かった」と知合いが話したグッズ。買って失敗しても良いから、買ってみる。

こんなにいい物だったら、 もっと早くに買って、 使っておけば良かった。 誰にも、 …

買った値段以上に処分費がかかった不要品。安物買いの銭失いを体験した年下の知人。

年下の知人が、結婚することになりました。 結婚準備のための引っ越しを 先日、行な …

生前形見分けをし始めた知合い。甥っ子、姪っ子たち若者に引き取られる。知人が感激したメールは……。

形見分けというのは、 本人が亡くなった後、遺品を遺族、 親戚などが分け合うという …

小学生ではないけれど、毎日1枚の書き取りドリルで脳トレに励む。

小中学校の長い夏休みも 今週が最終週ですね。 夏休みの残った宿題で、 頭やお腹が …

「大人に刺さる園児の名言」「見てる、知ってる、考えてる」。その年でないと出来ない表現。

先日、新聞の書籍広告に が出ていました。 タイトル通り、子どもが語った 大人が感 …