亀の知恵

萬年も役立つような森羅万象の知恵を紹介

*

菊見、菊見酒。菊祭り。父の菊作りから知った一輪を愛でるまでの手間と苦労。

   

先日、浅草の仲見世の近くに行ったとき、
浅草寺で毎年恒例の「浅草菊花展」が
開催中であることに気づきました。

今はちょうど、各地で菊祭りが
開かれている頃ですね。

昔、父が菊作りにこっていた時機があり、
毎年、この季節に、近所の人を集め、
育てた菊を眺める「菊見の会」を開いていました。

大輪の菊を一本仕立て、三本仕立てにしていました。
鉢に育てるまでが一苦労。

春先から、挿し芽をして、苗を育て、
ある程度の大きさになったら、
鉢に植え替える。

鉢を植え替える前には、土作り。

川砂、腐葉土、赤玉土などを混ぜ、
鶏糞堆肥などの肥料も入れる。
そこに少し水を示し、2週間ほどなじませます。

その後、鉢に。
鉢の下に網をしき、その上に
なじませた土を柔らかく敷いていくのです。

水やり、施肥、わき芽摘みなど、
花を咲かせるまでには、
こうしてかなりの時間と手間がかかるんですね。

近所の人は、そうした手入れの大変さを
毎日のように見ているせいか、
毎年秋の菊見を本当に
楽しみにしてくれていました。

実際、身内から見ても、
父の育てた菊は見事なものでした。

ただ残念ながら、父、そして近所の方も
年をとってしまったので、
今はその菊作り、菊見もしなくなってしまいました。

菊作りに限りませんが、
人の一生というのは、長いようで短い。
一年に一度の楽しみは、ずっと続くように
思えても、その期間は長くはないものです。

それだけに、その年に咲いた菊を、
その都度、大切に見ないと
いけないのかもしれませんね。

それは何も菊見に
限ったことではないのですけれど。

〇東京都千代田区日比谷公園で開かれる
《東京都観光菊花大会
(とうきょうとかんこうきっかたいかい)》
http://www.gotokyo.org/jp/kanko/chiyoda/event/kikkataikai.html

〇《東京の菊花展&菊の名所》
http://www.enjoytokyo.jp/feature/flower/kiku/tokyo.html

〇NHK「美の壺」《File28 菊》
http://www.nhk.or.jp/tsubo/arc-20061117.html

(あの大変さを知っているだけに、
菊作りには手を出しにくいなー)

 - 未分類

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

自称・韓国人俳優ユ・ミンソンさんの京都でのヘイトスピーチ騒動。「無断で撮影するな」と言うのはヘイトスピーチ?

自称・韓国人俳優ユ・ミンソンさんが、 京都のラーメン店で、客から、 差別的な発言 …

「重要通知」と言う件名で、セゾンカードのNetアンサーのフィッシング詐欺メールが来た。

2015年12月9日、メールをチェックしていたら、 「重要通知」という件名のメー …

問題「仏教を広めるにはどうすればいいか?」。「歩荷(ぼっか)」について書いたのは、欽ちゃん。

萩本欽一さんが、今年の春、 駒澤大学仏教学部に入学したのは、 みなさん、ご存じだ …

久しぶりに西式健康法の入浴法を実践している人に会った。お温と冷たい水風呂に交互に。

広くて気持ちが良く、 家より良く温まるので、 銭湯に良く出かけています。 先日、 …

空に泳がぬこいのぼり。かわいい五月人形。

5月5日、子どもの日、端午の節句。 街中なので、ご近所に鯉のぼりは 空には泳いで …

「的を得る」は誤用ではない。誤用説の大元、三省堂国語辞典第7版で誤用説を撤回。

「的を得る」との表現、 あなたは、どう思われますか? 「的を得る」は、「当を得る …

80歳過ぎの女性。半蔵門線の電車内でスマートフォンを駆使して、乗り換え、行き先を検索。「やってみれば、なんとかなる」。

タブレットは持っているのですが、 スマートフォンは持っていません。 未だに昔なが …

死んだら、先に亡くなった人にまた会えるのか? ひろさちやさん新刊「人は死んでもまた会える」。

小さい時から疑問に思っていたことの一つ。 それは、人は死んだら、自分より先になく …

全日空、日本航空。2016年4月発券分から、燃油サーチャージがゼロに。6年半ぶり。

原油が値下がりしています。 ガソリンは、東京でも リッター100円を切るところも …

夏に向けて、土いじり、苗を植える。成長が楽しみというご近所さん。

すでに退職されたご近所さん。 今朝、プランターに土を入れ、 何種類かの苗を植えて …