アルファフェイバリット英和辞典第2版を読む。
fineness 駒やさ。微妙さ。
finery 華やかな装い、装飾品
fitness 精妙さ、巧みな処理
finger 指
《日英比較-指はみんなfinger?-》。
fingerは「手の指」のみ。足の指はtoe。
親指はthumb。
finger alphabet 指文字
finger bowl フィンガーボウル
嘱託で指を洗うための水の入った小鉢。
食事マナーを学ぶ時に必ずと言っていいほど
このフィンガーボウルのことを教わる。
その時は間違いようがないと思っていたのだが、
フランスのレストランで食事をした時、そこで
出てきたフィンガーボウルは銀製(金属製)の
ものだったが、小ぶりで、グラスのようにも思える
ものだった。回りを伺うと、それを口に付けて、
水を飲んでいる人もいた。同席した人から、
「これはグラスみたいだけどフィンガーボウル」
と教えられて間違うことはなかったが。
fingerprint 指紋
日本だと、印鑑のかわりに、
拇印を押すこともあり、指紋に
関しては馴染みが深い。あるとき、
アメリカに行ったときに話題が、
たまたまこの指紋になった。しかし
向こうの人はほとんど関心を持っていなかった。
それがちょっと意外。また大学の時、
刑法か刑事訴訟法で指紋が犯罪捜査に
いかに役立ったかを習った。指紋は
万人不同で終生不変なので、犯罪捜査に
資するのだ。指紋をは犯罪捜査に利用する
ことを思いつい。
指紋実用化研究論文を、世界に向け最初に
送り出したのは、宣教師であり医師でもあった
ヘンリー・フォールズ。彼は日本にやってきて
築地病院を創設。証文に爪印(拇印)を押す日本の
習慣から、指紋に興味を持った。また大森貝塚から
出土した縄文土器の表面に付いていた「指紋」から、
土器の作者を特定出来るのではと研究を進めたという。
現在の中央区明石町、聖路加国際病院の隣に、
「指紋研究発祥の地」(ヘンリー・フォールズ住居跡)
の碑がある。
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