まもなく敬老の日。
父母また祖父母にプレゼントをと
考えている方も多いことでしょう。
高齢の知合いに先日、会って雑談していたら、
先日、お孫さんたちから、贈られたグッズが
とても役に立って、生活が変わったと喜んでいました。
お盆の頃、息子さん家族が帰省。
その時、お孫さんと久しぶりに話し、
何気なく
「最近は、長い時間テレビが見られなくなって」
と伝えたのだそう。
その大きな理由は、筋肉の衰え。
長時間、同じ姿勢を保つためには、
背筋、腹筋など筋肉が必要。
けれどそれが衰えて、疲れてしまうので、
長い時間、背を立てていられないと。
それからしばらくして、家に少し大きめの荷物が到着。
息子さん一家からのプレゼントでした。
中をあけたら、手紙とともに、
フローリングに置く椅子が入っていたといいます。
早速、使ってみたところ、背筋が立って、
これまで1時間も座っていられなかったのが、
それ以上たっても、疲れずにいられたといいます。
これを使ったことで、毎日の生活が変わり、
非常に嬉しいと。
それ以上に嬉しかったのは、自分が言ったことを
覚えてくれて、それに合うものを探して、贈ってくれたこと。
その優しさ、思いやりが何よりのプレゼントだったと。
その人が今、一番必要なものは何か。
話を聞いて、それを見つけて、届ける。
贈りものは、たんにお金を使って
何かを贈ることではなく、
話を聞き、相手のニーズを探るところから始まり、
選び、贈る、さらにはフォローもするところまでが
含まれているんですね。
モノを贈ることの原点を教えられた気がしました。
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