このブログでも何度もご紹介していますが、
日本人の食塩摂取量、1日あたり
成人男性の場合8グラム未満、
女性の場合は7グラム未満が望ましい
とされています。
世界的にはもっと少なくて、6グラム、
5グラムなんて基準もあるようです。
ところが日本人の成人男性の場合、
多くの人がこの基準を上回り、中には
10グラム以上摂取している人もいるようです。
和食は健康によい食事とされていますが、
その大きな欠点の一つが食塩の量が多いことなんですね。
それがどうも大きな原因のようです。
先日、同年代の知合いにあったとき、
この減塩の話題となりました。
健康診断で、高血圧及び
腎臓機能の低下などが指摘されたそう。
このため栄養指導、健康指導で、
減塩及びカロリー摂取の低下の指導を受けたそう。
減塩の方ですが、健康診断の後、
1日の尿をすべてためて分析する蓄尿検査を
うけたところ、1日12グラム余りを
とっていたことがわかったようです。
自分でも気をつけているつもりだった
ということですが、食事、間食など、
食べ物、食習慣に大きな問題があったとのこと。
そこで勧められたことの一つが、
朝食の無塩化。
そう朝ご飯を食塩0にすること。
和食で例えば、ご飯、味噌汁、魚の干物、
卵焼き、漬物などをとると、
下手をすると4グラムほど食塩を摂取
することになります。
知合いも朝はしっかり食べないとということで、
そうした食事をしていたようです。
これを無塩化する。
といっても和食で食塩0は難しいので、
食べ物を変える。
栄養士さんのお勧めは、果物。
バナナ、柑橘類、キーウィ、リンゴなど。
果物には、カリウムが多く含まれているものが多いので、
そうしたものをとると、余分なナトリウムを体外に
出してくれる働きもあるんだそう。
牛乳、ヨーグルトなどの乳酸品でタンパク質をとる。
目玉焼き、ゆで卵でも可。
ただそれらを食べる時に、塩は使わない。
胡椒、お酢、オリーブオイルなどで味をつける。
飲み物はほぼなんでもOK。
トマトジュース、野菜ジュースも無塩のものを。
〇無塩パン、無塩バター
〇シリアル、グラノーラ類はほとんど無塩。
無精製、無糖、無塩といったものもある。
〇無塩ナッツ
知合いは、まだ慣れないというものの、
無塩朝食、そして昼、夜も気をつけて、
1日の食塩摂取量が大幅に減ったせいか、
血圧がかなり下がったとのこと。
今後も継続したいとのことです。
実は私も基本的に朝は無塩。
バリエーションがないと思われがちですが、
最近は、無塩の食物がいろいろ出回っており、
基本はフルーツと乳製品を中心に、それらで、
変化をつけて続けています。
そのおかげか血圧も「至適」の
範囲に留まっています。
コメント