小林麻央さん。進行性の乳がん。乳がんの予防法は?

スポンサーリンク
未分類

歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、2016年6月9日、会見を行い、
妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんが、
乳がんであると発表しました。

病状は「比較的深刻」。

1年8カ月前の人間ドックで分かり、入院し治療。
現在は通院しながら、抗がん剤治療を続けているそうです。

小林麻央さんは33歳。
若いですね。
(35歳以下の場合、「若年性乳がん」と言われる)

最近、乳がんは、
30代の若い女性の間で増えているんだそう。

自分の周囲の女性は、小林さんより上の
40代50代が多いのですが、
かなりの割合で「乳がん」となり、
手術したり、抗がん剤治療をしています。
(乳がん患者は40~50代が多い。
生涯に乳がんを患う日本人女性は12人に1人)

人間ドック、健康診断などで、
初期の状態で見つかっている人が多く、
手術して切除している人がほとんどです。

すでに手術から5年以上たって、
転移もなく、現在は元気という人も。

ただ乳がんに限らず、
がんの症状は人によって大きく違うので、
見つかった時に、すでにかなりのステージに
進んでいて、手術よりも、抗がん剤治療で、
残る人生を悔いなく過ごすことを
医師から勧められる場合もあるようです。

少し前、女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、
予防的に乳房を切除したというニュースが
世界を騒がせました。

彼女の場合、遺伝子検査により、
BRCA1という遺伝子に変異がみつかりました。

この遺伝子の変異がある場合、
乳がんの生涯発症リスクが高いと判定されます。

予防のために乳房切除を行った伝えられています。

遺伝子の変異による乳がんは、
「遺伝性乳がん」とよばれますが、
実は乳がん全体の5%~10%。

他の多くの場合は、遺伝以外の環境因子、
すなわち、生活環境が主に関与しているよう。

いわば「生活習慣病」とも言えるんだとか。

特に肥満は乳がん発生の引き金になり、
さらに乳がんを進行させることがあるようです。

乳がんを増殖させるのは、
女性ホルモンであるエストロゲン。

よく言われるのが、出産経験なし、出産回数が少ない、
初潮が早く、閉経が遅い女性は、エストロゲンに
長期にさらされるので、乳がんの発症リスクが高くなるということ。

また閉経後は、卵巣からのエストロゲンの分泌は低下します。
一方で副腎で分泌されるアンドロゲンが、脂肪細胞により、
エストロゲンに変換されるのです。
このため、脂肪細胞を多く持つ肥満の女性は、
やせた女性よりもエストロゲンが多く作ら、
危険が高まるとのこと。

さらに悪さをするのがインスリン。
インスリンは血糖を下げるホルモン。
血糖を分解し臓器にとりこんだりします。

けれど臓器に届いても、脂肪から分泌される物質により、
インスリンの働きを妨害すると、
さらにインスリンが分泌されてしまいます。

こうして乳がんになるリスクが高まるんだそう。

というわけで、閉経後の肥満は特に要注意だそう。

乳がんになった友達が
医師から勧められるのは、運動。

上の肥満を防ぐことになり、
またがんの発生要因の一つとされる
ストレスを少なくする役割を果たすようです。

運動といっても、必ずしも本格的なスポーツをする必要はなく、
日常生活の中で、体を動かす機会を増やす程度でも良いそう。

一駅分あるく、家事を多くする、階段の上り下りを増やす
といったところから始めるといいみたいです。

平均体重をかなり超えている場合、
現在の体重の5%、理想的には10%減を
目標にしなさいと指導されたとも。

食事に関して言えば、勧められるのは、
大豆食品、魚、野菜、果物、お茶など。

避けるべきは、過度の飲酒そして喫煙。
喫煙は自分もそうですが、夫、恋人などによる
受動喫煙もリスクが高いそうなので、
一緒に暮らしている場合は相手に配慮してもらうことも
必要ですね。

《乳がん予防でも食事が大切 乳がんリスクを効果的に下げる方法
2014.05.01》
http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2014/003549.php

乳がんになっても元気でいる友達が
口をすっぱくしていっているのは、
定期的な検診の大切さ。

それによって、早期の段階で発見できれば、
多くの場合、がんに打ち勝つことができるそう。

これは乳がんに限らず、どのがんにもいえること。
がんは、早期であれば治る病気なんですね。

そうした友達の忠告を受け、運動をし、
まじめに健康診断を受けるようになりました。

[amazonjs asin=”4806913847″ locale=”JP” title=”乳がん(予防・治療・再発防止)がよくわかる本 (Tsuchiya Healthy Books 名医の診察室)”]

プロフィール
この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
https://nikitoki.blog.ss-blog.jp/
ブログ「人生やり残しリスト」
https://yarinokoshi.blog.ss-blog.jp/

nikiをフォローする

Amazonサーチ
未分類
スポンサーリンク
シェアする
nikiをフォローする

コメント