夏の暑い盛り。
チョコレートも溶けるような時期ですね。
それでもチョコを召しあがっている人、
多いかもしれません。
かくいう私もその一人。
高カカオ含有のチョコの効能に期待してです。
2015年7月17日、「明治」や愛知県蒲郡市などが、
チョコに関する研究成果をまとめて、発表しました。
それによれば、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールに、
脳の重要な栄養分となるたんぱく質の一種
「脳由来神経栄養因子(BDNF)」を
増やす働きがあることが分かったとのことです。
なおBDNFは、認知症との関係で注目されている物質で、
記憶や学習などの認知機能にかかわる栄養分。
65歳以上の人は、年とともに減ると言われています。
蒲郡市民ら350人ほどが参加した実証実験は、
2014年の6月中旬から4週間かけて行われました。
カカオポリフェノール分72%のチョコレートを、
毎日25グラム食べて、摂取前と摂取後の血中の
BDNF濃度などを調べました。
それによれば、
BDNF濃度の平均値は、
摂取前 1ミリ・リットルあたり6・07ナノ・グラム
4週間後 7・39ナノ・グラムに。
ここから、チョコを食べることは、BDNFを高め、
認知症予防効果があると推定されています。
なおBDNFは、適度な運動などでも増えることが確認されています。
プレスリリース
《【明治:カカオポリフェノール研究】
日本初の、チョコレート摂取による大規模研究
チョコレート摂取による健康効果を確認
~7月17日(金)名古屋にて最終報告会を実施~》
http://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2015/detail/20150717_01.html
上記の他にチョコレートを摂取すると、
以下のような結果・効能があるとされています。
《「チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」のまとめチョコレートの摂取により、
- 血圧が低下(血圧が高めの人ほど、正常な血圧の人より血圧が低下)
- 善玉コレステロール(HDLコレステロール)が上昇
- 精神的にも肉体的にも活動的※1に
※1:アンケート調査によるものです。 - BDNF(脳由来神経栄養因子)※2が上昇する可能性を確認
※2:BDNFは、うつ病やアルツハイマー型認知症、
記憶・学習などの認知機能との関連性が報告されています。 - 動脈硬化の検査などに使われる炎症指標(hs-CRP)と
酸化ストレス指標(8-OHdG)が低下※3
※3:数値が第3四分位(高めの人の上位4分の1)
以上の人で低下を確認しました。
なお、チョコレートの摂取前後で、体重・BMIの増加や、
安全性評価項目(血液検査など)に問題は認められませんでした。》上記はカカオ分72%ですが、明治では86%、95%のチョコも発売されています。
http://catalog-p.meiji.co.jp/products/sweets/chocolate/010111/00408.htmlまたカカオ分100%のチョコも。
こちらは全く砂糖類が入っていないため、
慣れないと食べるのがなかなか困難です。上記とは別のチョコレートに関するニュース
明治ではありませんが、
サンスターから26日、
糖類ゼロ、1箱80キロカロリーのチョコが発売されます。《糖を気にする方に!糖類ゼロで1箱(4本)食べても80kcal(1単位)、
間食をうまくコントロールできる
「健康道場 <うまくつきあう80kcalショコラ>」新発売》
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