2017年9月5日午前10時ころ
JR東日本の変電所のトラブルで停電が発生。
その影響で、山手線、京浜東北線、高崎線など。
首都圏の主要7路線の運行が一時止まって、
およそ4万1千人に影響が出ました。
上記路線で電車がおよそ40分停止。
合計で75本の列車が遅れたようです。
知合いもこの停電に巻き込まれた1人。
取引先との打ち合わせに向かう途中で、
停電にあいました。
幸い、駅と駅との間でなく、電車の中に
閉じ込められなかったので、タクシーに
乗り換えることで、遅れを最小限に抑えることができたそう。
今回の停電の原因は、発表されたところによれば、
「蕨交流変電所」のスイッチの点検をしていた
作業員の作業手順ミスとのこと。
人為的なミスは必ず起こりますので、
今後もこうした事態に出くわす可能性がありますね。
そういえば、2015年4月12日、
神田-秋葉原間で撤去を予定していた架線柱が倒壊し、
停電となり、電車が止まり、遅延したという事故がありました。
あの時は、自分は日曜日だったので、
電車ではなく、自転車で秋葉原駅近くを
走っていたのですが、高架上の線路の上で、
電車が止まっている状態を目撃しました。
日曜日でなければ、電車を利用していて、
事故に遭遇していたかもしれません。
今回の停電に巻き込まれた知人は、
スムーズに万事が上手くいっている状態を、
当たり前と思っているけれど、それは
奇跡的に絶妙なバランスの上に成り立っている
もろいものであると改めて感じたそう。
いつ何時、どこで何が発生し、
システムがダウンするかもしれないと。
先日の防災の日に、
会社で避難訓練をしたのに、
それすらもう熱が冷めている。
あの東日本大震災を体験し、
帰宅するのに大変な思いをしたのに、
いつの間にかそうした事態に備える
という心構え、準備を忘れてしまっていると。
大震災のすぐ後は、
スマートフォンの補助バッテリーを持ち、
ミネラルウォーター、ちょっとした食料を
バッグの中に入れて持ち歩いていたのに、
すっかり今は忘れていると。
自分も知人と同じです。
こうした事故を機に、
改めてアクシデントへの対応を
見直したいものです。
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