高野豆腐の料理、お好きですか?
以前、別のブログで高野豆腐の煮方を紹介したところ、
長期にわたってアクセスをいただいています。
高野豆腐は、豆腐が原料だけに、
高タンパク、低カロリーで栄養的には優等生。
(たんぱく質・アミノ酸、レシチン、大豆サポニン、ビタミンE、
イソフラボン、カルシウム、マグネシウム、ビタミンK、鉄、亜鉛、
食物繊維などが豊富に含まれています)
高齢者の食材として、栄養的には、もってこいなのですが、
一方で、飲み込む力が弱まる高齢者にとっては、
むせて食べにくいという面を持っています。
なんとか解決する手段はないか?
その方法の1つが、先日、NHKの
「ためしてガッテン」で紹介されました。
《あの高野豆腐がプルン ヘルシー激ウマ七変化
2015年05月27日放送》
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20150527.html
ぼそぼそとした食感をプルプルにして、
食べやすく変える技は、「熱湯戻し」。
高野豆腐の箱の説明書には、熱湯で戻さないで
と書かれているのですが、これは、
《高野豆腐が角が立った美しい姿に》するためであり、
熱湯で「やけど」しないようにとの配慮からです。
柔らかくするためには、熱湯を使い土鍋で戻すと良いのですね。
ただ長く時間を置きすぎると、どろどろに溶けてしまいますが……。
こうすると、高齢者の方にも食べやすくなります。
また歴史の長い食材である高野豆腐ですけれど、
少しずつですが、進化をし続けています。
もうずいぶん前から、戻すのに、戻した水を
ゆすいだりしなくてすむようになっています。
独特のいやな匂いもしなくなりました。
そして最近は、その湯戻し不要で減塩化が
はかられた製品も出ています。
《新あさひ豆腐 10個入》
http://www.asahimatsu.co.jp/product/koya/pk01.html
《湯戻し不要で簡単に調理ができ、ふっくらやわらかい
食感を楽しむ事ができます。新製法(特許出願中)により、
従来品よりもナトリウムが95%少なく、カリウムを多く含みます。》
また昔からあったのですが、余り知られていない
「粉豆腐」もあります。
(長野では「雪豆腐」とも呼ばれているよう)
《新あさひ粉豆腐 160g》
スープ、味噌汁、カレー、卵焼きに入れると、
栄養たっぷりでとろっとした飲みやすいまた
食べやすい料理に、変身します。
高齢者の新型の栄養失調が問題になっている昨今。
高野豆腐をうまく活用したいものですね。
〇メーカーの1つ旭松食品では、2014年12月に放送されたテレビ番組の
影響で、品切れ状態が続いています。
《主治医が見つかる診療所》
《2014年12月15日放送健康寿命を延ばすプロジェクト第一弾
~再発見!博士が注目する 日本古来の凄い食材~》
http://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/backnumber/141215/index.html
かつては割れや形の悪い商品をもとに作っていたのですが、
それでは需要にこたえられないため、良品のこうや豆腐を粉末状に
している状況とのこと。
また、原材料や物流費の高騰、円安が進行していることなどから、
6月以降、値上がりするようです。
以下は粉豆腐のページだが、6月1日までメインテナンス中。
https://www.asahimatsu-shop.com/products/detail.php?product_id=392
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