握力が強い人は、長生き。脳卒中、認知症のリスクが少ない。

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少し前から母が、
親指の力が入りにくい
と訴えていました。

かかりつけのお医者さんに診てもらったら、
いろいろな原因が考えられるけれど、
一番大きいのは、加齢による握力の低下
だと話してくれたそう。

握力はふだん余り気にしていないので、
衰えがわかりにくいそうですが、
60歳を過ぎると、他の筋肉同様、
一気に衰えが進むそう。

缶ビールやペットボトルのフタが開けられない
といった日常生活の不都合で気付くことが多いようです。

他の筋肉と同様、鍛えれば、衰えの進み具合を
緩めたり、また維持、さらには復活することも
出来るそうです。

といって高齢者の場合は、ハンドクリップ、バーベルなど
といった本格的な道具をそろえる必要はないようです。

勧められたのは、指の開閉運動。
これは、グーとパーを交互に行うこと。
ゆっくり力を入れたり、素早くしたり、
回数もそれほど気にする必要はなく、
出来る範囲でよいとのこと。

抵抗が多く、温かいので効果が出やすいのは、
お風呂の湯船につかったとき。

子どもではありませんが、湯船につかって
グーパー運動を数を数えながらやるといいみたいです。

ほかには、テニスボール、ゴムまりなどを握る、
新聞紙などをくしゃくしゃにまるめるなども、
握力を鍛える運動として効果的とか。

高齢者に限らず、中高年の人も、握力を
維持し続けることは意味のあることのようです。

去年2015年カナダの大学の発表など、
多くの研究が、握力と長生き、病気の関係を
明らかにしています。

握力の強い人は、弱い人に比べ、
脳卒中、認知症、また心臓病などの
循環器系の病気の発症リスクが少ないとのこと。

握力の高い人の方が長生きと。

家には、若い頃、使っていた
ハンドクリップが2種類ありました。

探して引っ張り出してきて、
毎日少しでも使おうかなと思いました。

保健指導リソースガイド
《握力が低下すると心筋梗塞や脳卒中のリスクが上昇
握力が体力の指標に 2015.05.20》
http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2015/004281.php?pr=atr15

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プロフィール
この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
https://nikitoki.blog.ss-blog.jp/
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