自分もそうなのですが、
年齢を重ねると、
集中力が持続しづらくなります。
このため、読書、映画鑑賞を長時間、
するのはなかなかつらくなります。
このため、読書好きだった人も、
目の衰えもあり、次第に本から
離れる人も多いようです。
年配の知合いの人もそうだったのですが、
長時間は読めないので、読む作品のジャンルを変えたそう。
30分以内で、下手をすると10分以内で
読み終えることが出来る、短編、エッセイ、
コラムを読むことにしたのだそう。
昔、川端康成が掌編小説(しょうへんしょうせつ)と
呼ぶ、原稿用紙数枚の短編を書いていましたが、
そうしたものを読むようにしたんだとか。
知合いが読んでいるのは、その川端康成を
記念して創設された短編を選ぶ川端康成文学賞受賞作品。
その年の一番の短編に贈られるというのが
この賞の趣旨なので、傑作揃いなんだとか。
今年2016年5月に発表された
第42回の受賞作品は、山田詠美さんの
「生鮮てるてる坊主」。
(「群像」 平成27年9月号)
http://www.shinchosha.co.jp/prizes/kawabatasho/
新潮社刊行の受賞作品
http://www.shinchosha.co.jp/prizes/kawabatasho/book.html
お勧め
川端康成
[amazonjs asin=”4101001057″ locale=”JP” title=”掌の小説 (新潮文庫)”]
芥川龍之介
「羅生門」「鼻」「蜘蛛の糸」「杜子春」「トロッコ」
「桃太郎」「猿蟹合戦」「六の宮の姫君」など
短編で傑作揃い。
太宰治
教科書でおなじみの「走れメロス」はじめ、
「黄金風景」「葉桜と魔笛」「鬱屈禍」など短編に
面白い作品が多い。
星新一 ショートショート ミロンセラーリスト
http://www.hoshishinichi.com/million/
阿刀田高、筒井康隆、眉村卓
新潮文庫。
《1914年から2013年までの100年間に発表された短編を
池内紀(ドイツ文学者)・川本三郎(評論家)・松田哲夫
(編集者)の三人が渉猟し、「これぞ永遠の名作」
「こんな傑作があったのか」と思われる短編を厳選し、
全10巻のアンソロジーにまとめ》たもの。
《こんな傑作があったのか!? 名作ばかりを収めた短編アンソロジー「日本文学100年の名作」全10巻が完結!》
http://www.shinchosha.co.jp/bunko/blog/2015/05/20.html
世界短編傑作集、江戸川乱歩編
《世界短編傑作集〈1〉》
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488100018
こちらは音声で。
ラジオ大阪、《司馬遼太郎短編傑作篇》
http://www.obc1314.co.jp/bangumi/shiba/
〇世界史こぼれ話(角川文庫)1~6
世界史のエピソード集
エッセイ
〇向田邦子
コラム
〇山本夏彦
アメリカ
〇ポール・オースター
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東京新聞には、《300文字小説》が掲載されている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/novel300/
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