まもなく始まるリオデジャネイロ五輪。
ボーナスも出たので、これを機に新しいテレビを
と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、わが家も1台はずいぶん前に地デジが映る
液晶テレビに変えたのですが、もう一台はブラウン管テレビ。
地デジ放送をアナログ変換してくれるサービスも
去年2015年3月一杯でおわり、ブラウン管テレビ単体では、
地デジが見られなくなりました。
(ハードディスクレコーダーのチューナーで、
地デジや衛星放送を見ている。テレビには外部入力)
このため買い換えを考えていたのですが、延び延びに。
家族からもういい加減に新しいテレビにしてくれと言われ、
家電量販店に行って、候補を探していました。
わかったことは、今、50型以上のサイズの液晶テレビは、
ほとんどが4K仕様になっていること。
4Kは、ハイビジョンよりさらに高精細なのだとか。
で、すでにCSやネットではその4K放送が始まっており、
さらにリオデジャネイロ五輪を放送するため、
この夏から4K放送の試験放送が始まるということ。
そして4K放送は2018年から始まると。
おお、それなら4Kテレビを買わねばと思ったのですが、
なんと、その試験放送、そして2018年からの本放送は、
今、売られている4Kのテレビでは映らないというのです。
そんなはずはないと何度も店員さんに確認したのですが、
実際、まだ正式な規格が決まっていないので、チューナーが
出来ておらず、従ってテレビには入っていないのだそう。
それを見るためには、後ほど発売される外付けの
受信機(チューナー)さらに今とは異なる角度の
アンテナも付けなければいけないとのこと。
うーん。
2016年6月30日の朝日新聞にも、
《「4K放送、受信機必要」客に説明を 総務省、販売店に》
との記事が出ていました。
今日30日から、総務省は「4K」画質のテレビを売る販売店に対し、
いま売られているテレビだけでは、2018年に始まる4K放送を
受信できないことを客に説明するよう求めるとの内容です。
なお受信機は、2018年の実用放送直前になる予定だそう。
記事にはメーカー担当者の声として、それは安くても数万円になる
とも書かれています。
昔、今放送されている衛星放送が出てくる時も、
当初はすべてのテレビにその受信チューナーがつけておらず、
外付けのチューナーで対応していましたね。
それが、4K放送でも起こるようです。
なおその記事には、パラボラアンテナについて書かれていませんが、
4K放送では、今の衛星放送とは異なる衛星を使うため、
上にも書いたように、現在のパラボラアンテナとは
角度が異なるアンテナをつける必要があるようです。
総務省は、チラシを張り出したり、客に配ったりするとともに、
口頭での説明をするよう求めるとのこと。
これは、
《「知らずに買って『だまされた』と感じる人が
多数出てしまうことの方が問題」》だからと。
4Kテレビを買おうとお考えのあなた。
今の4Kテレビでは、4Kの試験放送、本放送は見られない
ということをくれぐれも頭に置いておいてください。
なおマスプロ電工からは、1台で現在の衛星放送、
4K/8K放送が受信できるパラボラアンテナが発売されています。
《従来のBS衛星と110°CS衛星から送られてくる右旋円偏波信号と、
将来放送される予定の左旋円偏波の信号も同時に受信》
《右左旋円偏波信号を同時に受信可能!
右左旋円偏波対応BS・110°CSアンテナを新発売!
4K・8K衛星放送※1(出力周波数1032~3224MHz)に対応しています》
http://www.maspro.co.jp/new_prod/bc45rl/index.html
スカパー!の《スカパー!4K》
見るためには、スカパー!と契約しないといけません。
《スカパー!プレミアムサービスへのご加入が必要》(有料)
http://www.skyperfectv.co.jp/4k/
4Kテレビの中には、「スカパー!4K」を
見るためのチューナーが
内蔵されているものがあります。
http://www.skyperfectv.co.jp/4k/howto/equipment.html
Channel 4Kは2016年3月31日で終了
http://channel4k.jp/
「4K/8K試験放送」
NHKが8月1日、
NexTV-Fが12月1日より
BS 17ch(12.03436GHz)を利用して実施。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu11_02000070.html
渋谷のNHK放送センター、
各地のNHK放送局で見られる予定とか。
(NHKは8K中心)
http://www.nhk.or.jp/pr/marukaji/m-giju409.html
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