アルファフェイバリット英和辞典第2版を読む。
inward 内部の、内側の
IOC 国際オリンピック委員会
iodine ヨウ素
この言葉を知ったのは、小学校の時の
理科の授業。ジャガイモのデンプンに
ヨウ素をつけると赤くなった。
これがヨウ素でんぷん反応
(a starch-iodine reaction)。
他にこの言葉が出てきたのは、
高校の時の同級生。彼女は、
甲状腺の病気であるバセドウ病。
この病気の治療法、治療薬として
ヨウ素剤が使われると聞いた。
なおヨウ素(ヨード)は、主に昆布・
わかめ・のりなどに多く含まれている。
ヨウ素は甲状腺ホルモンの主原料。
甲状腺ホルモンは、成長を促進する働きを
する。ヨウ素が足りないとこれらの機能が
低下する。日本では海藻をしっかりと食べるため、
ヨウ素不足になることはないが、世界の中には
ヨウ素不足のところがあり、ヨウ素をとる。逆に
ヨウ素を取り過ぎると、甲状腺ホルモンが作られ
なくなり甲状腺機能低下症となることがある。
次にこの言葉をよく聞くようになったのは、
チェルノブイリ原発事故の時。また最近では3.11の
福島原発の事故。原発の事故で放出される放射性
物質の一つである放射性ヨウ素。甲状腺にたまる
性質がある。ここに吸収されないように前もって
飲むことで甲状腺がんの発生を抑える。日本では、
原発から30キロ圏内(UPZ)ではヨウ素剤を保管
施設に配備し、5キロ(PAZ)圏内では事前配布する
ことが国の方針という。
いわき市、《安定ヨウ素剤に関するよくある質問》
http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1001000000409/index.html
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