亀の知恵

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*

3月3日は草餅の節句。

   

3月3日は、ひな祭り。
桃の節供ですね。

そして草餅の節句でもあるのを
ご存じですか?

産経新聞1面下に掲載されている
漫画「ひなちゃんの日常」。

そこで、おじいちゃんが、ひなちゃんに
3月3日が草餅の節句でもあると教えたところ、
知らなかったお母さんが、電話をかけて確認。

ひなちゃんの言った通りだったことがわかります。
さらにお母さんにおじいちゃんから、草餅を
作ったので取りに来ると誘われ、嬉しそう
という内容です。

3月3日のひな祭りに、桃の花を供えますが、
同じように、草餅をひな壇に供えるところから、
三月三日の節句のことを草餅の節句とも呼ぶんだそう。

今、草餅は、ヨモギの葉を使うため、
蓬餅と呼びますが、
古くは、ハハコグサを用いたとか。

母子草は、春の七草の一つで「御形ごぎょう(おぎょう)」。
4月頃に花が咲きますが、
花が咲く前の若い葉や茎は食用となります。

御形は香りに薬効があるとされ、
この御形を搗きこんだ草餅を
食べることで、邪気を払ったとのこと。

ただ女の子の成長を祝う桃の節供に、
母子草を搗きこんだ餅を食べるのは
縁起が悪いと考えられるようになり、
今のようなヨモギが使われるように
なったみたいですね。

ひな祭りの行事食は菱餅。
菱餅の緑はヨモギの草餅。

もともとは蓬餅だけだったところに、
江戸時代、菱の実を入れた白の菱餅が加わり、
さらに明治になって、クチナシで赤く色づけた
紅(赤)が加わり三色になったとのこと。

雛飾をすでに飾らなくなって
久しいわが家ですが、今日は、
草餅をいただくとしましょうか。

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Comment

  1. milk 3 より:

    「女の子の成長を祝う桃の節供に、 母子草を搗きこんだ餅を食べるのは
    縁起が悪いと考えられるようになり、 今のようなヨモギが使われるようになった」とのことですが、そのような歴史的文献史料はありません。1676年に出版された『日次紀事(ひなみきじ)』という書物は京近辺の年中行事を記録したもので、かなり信用のできる書物です。それによれば、「母子倶(とも)に全きことを期す」、つまり「母子草を用いるのは、母子が共に健康であることを願うからである。しかし最近では母子草に代わって蓬を用いる」と記されています。縁起が悪い云々という説は一般に流布していますが、根拠のない俗説なのです。

    • nikitoki より:

      コメントを頂きどうもありがとうございます。少し調べた限りでは、確かに
      文献の裏付けがないようです。
      《虎屋》《歴史上の人物と和菓子》《2005.08.16和泉式部と母子餅》
      https://www.toraya-group.co.jp/toraya/bunko/historical-personage/054/
      でも《母子草を使っていた草餅ですが、後世になると「母と子」を一緒に搗くのは
      縁起が悪いともいわれ、蓬入りが主流になります》との記述がありますが、
      文献・根拠は示されていません。
      ジャパンナレッジの《2016年03月19日 (土) 京都の暮らしことば 池仁太 
      草餅 (くさもち)》
      https://japanknowledge.com/articles/kotobajapan/entry.html?entryid=3349
      では、《室町時代になると、今度は逆に「母子」を同じ臼と杵で搗く、と通じることが
      縁起がよくないと嫌われるようになってしまい、鼠麹草ではなく、蓬が代用されるよう
      になった》とあり、後世=室町時代とされていますが、やはり文献上の根拠は
      示されていません。
      牧野富太郎の《一日一題》には《昔の草餅、今の草餅》の項目があり、
      http://www.aozora.gr.jp/cards/001266/files/46820_29303.html
      《しかしホウコグサは葉が小さい上に量も少なく、緑色も淡く別に香気もないから、
      この草を用いることは次第に廃れゆき、さらに野に沢山生えていて緑の色も深く
      かつよい香いのするヨモギ(艾ガイである、蓬と書くのは大間違いで蓬はけっして
      ヨモギではない)がこれに代わって登場したものである》とあり、草餅に使われる
      草が変化した理由が記されていますが、縁起うんぬんの記述はありません。なお
      「母子草」という草の名前について、牧野は《ホウコグサ(ホーコグサ)
      [ハハコグサすなわち母子草の名は実はこの草本来の名ではなく、これは昔
      『文徳実録もんどくじつろく』という書物の著者が、よい加減な作り話を
      その書物の中へ書いたので、それがもとでこの名がその時から生じた。
      母子草なんていう名はそれ以前には全くなかった]》とあります。
      昔の文献に書いているからといって「正しい」とは限らない
      ということですね。学問的な研究においては、書物・ネット、人の証言など、
      すべての情報につき、比較参照しながら、真実を追い求めないといけないよう
      です。

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