亀の知恵

萬年も役立つような森羅万象の知恵を紹介

*

秋の運動会。今時の子どもが買うのは「瞬足」。昔は運動足袋。

   

リオデジャネイロ五輪が終わりました。
まもなくパラリンピックが始まりますね。

知合いのお孫さんは、現在、小学生。
オリンピックに刺激され、まずは、
運動会の徒競走で1番になりたい
と決意したと言います。

もうすぐ夏休みが終わり二学期。
二学期には運動会があります。

二学期になってからでは遅いと、
夏休みの間にも、毎日近くの公園で
走る練習をしたいので、新しい「瞬足」を
買って欲しいと、親にお願いしたんだそう。

あなたは「瞬足」をご存じですか?

アキレスというメーカーが出している
早く走れると評判になり、
ベストセラーとなっている運動靴なんですね。

http://www.syunsoku.jp/

靴底のスパイクの配置を、
左周りの運動場の徒競走に
あわせているなど、速く走るための
工夫がいろいろとされているんだそうです。

知合いからその話を聞いて、思い出したのが、
自分が小学生時代、運動会の前に買っていた足袋です。

運動会の前に、かけっこで、一番になりたいと、
運動足袋を買っていたんですね。

運動するときのための足袋なので「運動足袋」。
運動会前の時期に、スポーツショップでは無く、
履き物屋さんや学校近くの文房具店などで、
販売していました。

自分は、同級生のご両親が経営していた
履き物屋さんで買っていました。

古くはマラソンの時にも使われていたらしく、
サイズはセンチではなく、「文(もん)」で
表示されていました。

「文」は、足袋の底の長さの単位で、
1文はおよそ2.4センチメートル。

運動会の前の日に、9文とか10文半とか
自分のサイズを言って、
出してもらい、買っていました。

後でも書きますが、この運動足袋は
耐久性がないので、これをはいて、
練習というのはできないので、
運動会前日に買っていたのですね。

足袋ですので、足の親指と
他の4つの指の二股に分かれています。

底は平らで、今のスニーカーのように
模様(ソール)は入っていません。
(ゴム底で溝が入っているものも
あったそうだが、自分は知らない)

色は白で素材は布。
底の部分は、上よりも厚くなっていました。

通常の足袋は「こはぜ」という
上の部分を締める金具がついていましたが、
この運動足袋には、ついておらず、
足をいれる上の部分の穴の周囲は、
ゴムですぼまっていました。

足をすぽっといれると、足首の上を
そのゴムが包んで覆う形です。

足袋なので、いつもはいている通学用の靴に比べて、
かなり軽く、当日の朝、はきかえると、何も
はいていないように感じ、それだけで速く走れる
気分になったものです。

けれどもとは布をぬっただけの簡易な足袋ですので、
この運動足袋は、耐久性があまりなく、
せいぜい運動会当日に何度か走るくらいしか
持ちませんでした。

運動会が終わったら、縫い目がほどけ、
ボロボロになり、学校のゴミ箱に捨てて
帰ったりもしました。

いやー、懐かしいなー。

知合いは、自分よりかなり上なのですが、
知合いが小学生の頃は、裸足で走っていたそう。

学校の運動場は土で、運動会の前には、
先生、生徒が総出で校庭の石を拾ったとのこと。

なにぶんにも裸足なので、足の裏をすりむき、
血を流して走る生徒もいたそうです。

自分の頃はさすがに裸足はいませんでしたが、
運動足袋を買わず、いつもはいている
ゴム底の靴で走る子は大勢いたなー。

ひもでしめていないので、脱げる子が続出し、
クラス全員で走る対抗リレーは、
それで順位が大幅に変わったりしました。

さすがにクラス選抜リレーに選ばれた子は、
運動足袋で走っていましたが……。

小学校高学年の頃には、当時出始めた
紐で結ぶスニーカーをはきました。

裸足、運動足袋に比べて、
踏ん張りがきき、カーブも曲がりやすかったので、
格段に走りやすく、初めてはいて走った時は、
能力が倍増したのではないかと思いましたね。

今、運動するときに、クッション性のいい、
機能的なシューズをはいていますが、
あの小学生の時の運動足袋ほどの
興奮はないですね。

運動会当日だけにはくという、
制約、限定性が、気分を
盛り上げてくれていた気がします。

今後、どんどんこうした
運動、スポーツに関するグッズは進化しそう。

そうしたグッズ、シューズを使っても、
若い時より、速く走れることはないかもしれませんが、
進化の恩恵を利用して、健康を維持し、元気に
2020年の東京五輪を迎えたいものです。

 

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