大昔、幼稚園に通っていた頃、
冬の季節、登園して、みんなが集まると、
部屋に広がって、行ったのは、乾布摩擦。
上半身だけ裸になって、
家からもってきたハンドタオルで、
腕、お腹、そして背中をこすったものです。
その効果のせいか、風邪をひかず、
元気に過ごせたと思います。
また家の近所では、冬でも天気のいい日は、
通りに出て、上半身裸で乾布摩擦をしている
おじいさんがいました。
結構、強めにごしごしこするので、
終わる頃には、お腹も背中も真っ赤に
なっていました。
先日、知合いにあった時に、
いろいろ話をした中で、
知合いがこの乾布摩擦を
やっていることがわかりました。
皮膚が乾燥気味なので、とても柔らかいタオル、
綿100%の日本手ぬぐい、細長い絹100%の背中すり
などを使って、日によって、気分によって
使い分けているそう。
中でも一番のお気に入りは、絹の背中すり。
本来は、ここに石けんやボディソープをつけて、
体を洗うものですが、それらをつけず、乾いたままで
使うとのこと。
ナイロン製とはちがって天然繊維100%で
織り方も皮膚を余り刺激しないモノなので、
乾いたまま使っても皮膚が荒れたりはしないそう。
これで上半身の乾布摩擦を、朝と夕方(風呂に入る前)に
すこしづつ行ったところ、皮膚につやがでてきて、
血行がよくなり、さらにそのせいか、肩・背中の凝りが
ほぐれたそう。
さらに乾布摩擦にくわえ、タオルを使って、
体を回したり、腕を回すなど、ストレッチも
おこなっているので、関節、体も柔軟になったとのこと。
今まで家にあったものを使っているので、
特に新たな費用はかかっておらず、健康になれるので、
是非、乾布摩擦をやりなさいと勧められました。
古くさいと思われた乾布摩擦ですが、
知合いのように、タオルストレッチと
組み合わせるなどして、やると良い結果が出そうですね。
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