以前、定年前後に始めた蕎麦打ちで、
「名人」と呼ばれるようになった知人が、
ヌードルメーカーに負けるというエントリーを
書きました。
最近の調理家電は
すごい進化を遂げているようです。
そんな知人が最近取り入れたのが、
コーヒー豆焙煎機。
(細かく言えば、他の豆類も
煎ることができるらしい)
コーヒー好きでスペシャリティコーヒーの
豆を購入し、家で楽しんでいたのですが、
自分で焙煎した豆で淹れてみたいとの
欲求が出てきたのだそう。
幸い、今回は奥様もコーヒー好きなので、
値段、置く場所、大きさにもよるが、
その条件を満たすなら良いと。
最初、考えたのは、パナソニックが
発売した機械。
http://panasonic.jp/roast/product/
大きさ、デザインなどは条件を満たしたのですが、
操作にiOSの機器が必要なこと。
またパナソニックが提供する生豆を使うという
縛りがあったので、止めたとのこと。
その代わりに探したのが、
PRESSO
「BTCコーヒーロースター MASON-800」
外見、大きさは小さめの電子レンジ。
面倒な操作が不要。
また掃除(チャフというゴミが出る)も
やらずにすみ、一度に200グラムまで焙煎可能。
マニア心と使いやすさがうまく折り合った製品とのこと。
(韓国の企画で中国が製造したのは気になったらしい)
問題は10万円ほどという値段。
これからの豆の消費量、
生豆と焙煎前の価格差から考えると、
元をとるのはなかなか難しそう。
なのですが、
自分の家で焙煎したての豆でコーヒーが
いれられるという満足感は、
お金には換算しがたいということで、
購入を決断したとのことです。
すでに何度も焙煎をして、
焙煎した豆を飲んでいますが、
とても満足しているよう。
ただ、今度は現在のものに加え、
新たにドリップをする道具を
買いそろえたいとの思いが強くなっているとのこと。
ドリップ方式による味の違い、
豆や焙煎度合いによって、
もっとも適したドリップ方式を
試してみたいというのが
新たに買い求めたい大きな理由とか。
趣味の世界って、こうして
奥深くまでいってしまうのですね。
あ、そうそう知人は、
この電動焙煎機を買う前に、
銀杏などを煎る網で自家焙煎を
していたのですが、あっさりと
味も煎りむらの無さも完敗してしまったよう。
現在人工知能AI対人間といったことが
いわれていますが、
多くの分野で素人は良く出来た機械にはかなわない
のかもしれませんね。
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