何年か前、小学校の同級生が
おばあちゃんになりました。
それを聞いた時、
そんな年に自分もなったかと
驚きました。
かと思えば、男子の同級生の中には、
再婚してパパになった奴も。
人生、いろいろです。
それから数年。
孫を持ちおじいちゃん、
おばあちゃんになった
同級生は増えました。
同窓会の時などに、
お孫さんについて話を聞くと、
ちょっと意外な答えが複数の
同級生から返ってきました。
孫は可愛いと言えば、可愛いけれど、
実際に面倒をみたり、つきあうと疲れる。
なので娘・息子たちと話し合って、
孫を預かる日数を制限している。
そのように答えた
おばあちゃん・おじいちゃんが
1人ではなく何人もいたんですね。
実際、おじいちゃん、おばあちゃん
と言っても、まだまだ現役で
仕事をしていたり、趣味や地域の
仕事などで、結構、忙しい。
なので急に来て頼まれても
対応できないと。
また頼みやすいということで、
次第に預けに来る回数も
増えてくるとのこと。
そこで預けられる時間・回数をきっちりと決め、
それ以外はよほどの事情がないと
預からないと決めたとのこと。
またお孫さんが小学生の同級生は、
お小遣いやプレゼントの額・回数を
やはり娘さん夫婦と話会って決めたそう。
何年か前から、お盆の帰省時に
お孫さんに渡すお金を、
お年玉にちなんで、「お盆玉」と呼び、
それが少しずつ普及していますね。
出す側に回っている同級生は、
お盆玉は余り歓迎ではないようです。
他にも文房具、お菓子、服など、
気づいたら、お孫さんへの出費が
かなり多くなっており、しかも
娘さん夫婦やお孫さんに、
それを当たり前と思う気配があったので、
カチンときたとのこと。
おじいちゃん、おばあちゃんは、ATMじゃないんだと。
その同級生。
お孫さんが小学校にあがる前の夏に、
ランドセルを一緒にデパートまで
見に行ったところ、革ではなく、
人工皮革なのに10万円もするものがあり、
その高さに驚いたとか。
しかし、お孫さんがそれを気に入ったので、
結局それを自分たちがお金を出して、
買うことになったとのこと。
こんなに高いランドセルは、
やめて、学校共通のお手頃なバッグに
して欲しいと痛切に感じたそうです。
娘夫婦をできるだけ助けてやりたい
とは思うものの、自分たちの今後の
生活のことを考えると、無制限に
応援はできないというのが本音。
またお婿さんの実家も、
無制限にお金を出している訳ではないよう。
今時は、孫と言っても、
無条件に可愛がり、お金も際限なく
という風潮はなくなって
いるのかもしれませんね。
親とその両親2組で
6ポケッツと呼ばれ、
金銭的には余裕があった孫市場。
今はそのポケットは、小さくなり、
中に入っている財布のひもも、
しっかりとしまっているのかもしれませんね。
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