今年生まれた赤ちゃんの名前ランキングが
先日、発表されました。
(明治安田生命保険)
男の子は悠真、悠人、陽翔、
女の子は結菜、咲良、陽葵が
上位3位。
読売新聞のコラム「編集手帳」が
この名前ランキングを2017年12月1日の
題材として取り上げています。
面白いと思ったのは、冒頭に記された
名前に関するエピソードです。
昭和30年代のテレビCM。
大村崑さんが出演していた時代劇コメディの
役名が、番組スポンサーの商品の名前である
「尾呂内楠公」であったことを
以前、この編集手帳で紹介したと。
「姓はオロナイン、名は軟膏」
というセリフが決めゼリフ。
(「頓馬天狗」、読売テレビ制作、
1959年9月5日から1960年12月24日まで)
その大村さんが
口惜しい思いをしたとして、
突然のCM降板について書いています。
後任は、女優の浪花千栄子さん。
いやー、懐かしい。
演技力のある名優でしたね。
大村さんは、しばらくして浪花さんの
本名を聞いておどろきます。
《南口キクノ》。
おお。
《なんこうきくの》と読める名前だったんですね。
(「軟膏効くの」。
実際、南口は「なんこう」と読むようです)
コラムはその次に、
《アメリカ先住民のある部族は、
名前の中に天命が隠れていると
子孫に言い伝えるそうである》と。
浪花さんは、まさにオロナイン軟膏の
CMに出てくるべき天命だったのかもしれませんね。
コマーシャルで出演者の名前を
会社名、商品名などにひっかけて
もじるということはよくありますね。
最近だと、藤原紀香さんが出演している
UQモバイルのそれ。
《「紀香の誕生日」篇》
https://www.youtube.com/watch?v=NTVPJTyq2e0
「紀香へ」と「乗りかえ」のダジャレですね。
名前のみで、しかも後ろに一文字ついていて、
完全一致ではありませんので、
「浪花千栄子=南口きくの」には負けますね。
そういえば、松田聖子さん。
本名は別で芸名ですが、
これを決める際、
将来「マツダ」と「セイコー」の
CMに出られるように決めたなんて
噂話を聞いたことがあります。
実際、デビュー後、セイコーのCMに出てましたね。
最近、第一子を出産された相武紗季(あいぶ さき)さん。
芸名=本名の女優さんです。
グラクソ・スミスクライン社の
子宮頸がんの啓発CM
「しきゅうのお知らせ」
保険の先生に扮した相武さんが、
子宮けいがんが20~30代に増えていると、
女子高生に告げます。
しかし学生たちは「だいぶ先じゃない」と。
それに対し、相武さんは
「だいぶ先じゃない」と返答。
「あいぶさき」と「だいぶさき」のダジャレですね。
同じ事をペリー荻野さんが
2年以上前に書いている。
《ペリー荻野のちゃんねる道中》
《つぶやきシロー、郷ひろみ他 芸名で得している芸能人を検証
2015.06.24 07:00》
https://www.news-postseven.com/archives/20150624_331631.html
〇坂下千里子さん。
エステティックサロン 「スリムビューティハウス」のCM。
「バッチリ、チリ脚」。(千里子=ちりこ)
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