黒木瞳さんが、朝日新聞に連載の
「黒木瞳のひみつのHちゃん」。
2015年6月25日の連載は、《マナー 愛あればこそ》。
マナーデザイナーの岩下宣子さんとラジオで対談した
ことから、マナーについて書かれています。
《(黒木瞳のひみつのHちゃん:64)マナー、愛あればこそ》
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11826238.html?ref=pcviewer
岩下さんの「マナーとは、愛です。相手を思いやる気持ちです」
「マナーって、相手に端をかかせないためにするものなのよ」
といった発言を紹介しています。
また岩下さんに教わった中で
印象深かったマナーを
書かれています。
それは、中華料理店での円卓での座り方。
一番偉い人は入り口から遠い席。
二番目は1番目の人の左側。
三番目は、一番目の人の右側。
左右左右の順番。
また2人の時は、自分の左にいる人が上。
以上は日本での礼法。
国際的な礼法は、逆とか。
そして、最後に暑中見舞いの話を書かれています。
《見舞いという言葉は目下の人に使うものだから、
目上の方には、『暑中お伺い申し上げます』って書くんだって。
知らなかった~!》
葉書で送る暑中見舞は、本来、略式。
物を持参し、ご挨拶というのが本来の姿。
東京では、7月の初めころから半ばまでがお中元の季節。
うかがえないかわりに、物だけをお送りしますが、
その際に表書きに、「暑中お見舞い」と書いて添えます。
ただ恩師、上司、親戚でも祖父母、叔父、叔母など
目上の人には、「暑中御伺」の表書きですね。
「ご苦労様でした」を目上の人に使いがちですが、
その場合は、「お疲れ様でした」というのがよい
と社会人になりたての頃、教わりました。
あとお中元など贈り物をする場合、
目上の方には、履き物を贈らない
ということも言われました。
具体的には、靴下、スリッパ、草履、靴などです。
親戚が履き物、靴の問屋をしていましたけれど、
履き物は、目上から目下の人に贈るもの
という意識がありました。
足で踏みつける、相手を下に見るという理由なんでしょうか。
マナーも時代により変化しますけれど、
マナーには先人たちの知恵が詰まっています。
知っておいて損はないですね。
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