すでに様々な農業やビジネスの場に取り入られている
ロボットスーツ。
今度は、常陽銀行(本店は茨城県水戸市)で、
サイバーダイン社の
「ロボットスーツ『HALハル』作業支援用(腰タイプ)」が
使われるそうです。
このロボットスーツは、スーツと名が付いているように、
服のように身に付けて、身体の動きを助けるロボット。
持ち上げたり、降ろしたりなど、例えば、
物を運ぶ力を、通常よりも最大で4割も減らすことができるとか。
農作業や、物作りの工場、土木作業現場など、
肉体作業をする場所で使われるのはわかるのですが、
なぜに銀行で、このロボットスーツが?
銀行では当然ながら、お札、硬貨などを扱います。
その現金の仕分け、搬送の作業が結構力のいる仕事なんですね。
この硬貨、紙幣の運搬の際に、
腰を痛める行員がいるところから、
導入を決めたそう。
(リース契約で2台導入)
電子マネー、クレジット決済が今後ますます進み、
現金の必要性がこれまでより減れば、こうした
作業の必要性も減り、ロボットスーツの必要性も減ってくるかも。
しかし日本はまだまだ現金社会、
これから高齢化社会も進む一方なので、
職場にロボットスーツが取り入れられるところが
今後、さらに増えるかもしれませんね。
CYBERDYNE社
http://www.cyberdyne.jp/
《【ニュース】常陽銀行がHAL®作業支援用(腰タイプ)を導入〜職場での労働環境の改善に〜》
http://www.cyberdyne.jp/company/PressReleases_detail.html?id=3299
常陽銀行のプレスリリース
http://www.joyobank.co.jp/news/pdf/20150727.pdf
《HAL®作業支援用(腰タイプ)》
http://www.cyberdyne.jp/products/Lumbar_LaborSupport.html
〇「重い」といって思う浮かぶのは本屋さん。
学生の頃、友達が冷暖房が効いて、楽そうと
思って本屋のバイトを始めたら、本・雑誌の運搬、
仕分けはまさに肉体労働そのもので、すぐに根を上げた。
これから導入する本屋さんも出る?
〇銀行業界では、すでに5月に三井住友銀行がこの製品を導入
連結子会社で、主に三井住友銀行の各店舗へ搬送する
現金などの仕分けを担当しているSMBCデリバリーサービスが導入。
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