ナポリのお預けコーヒー。
以前、ブログでご紹介しました。
お金を持っている人が、そうでない人のために、
2杯分支払い、1杯を店に預ける。
困った人が来たとき、店の人は、それをふるまう。
そんな運動です。
イタリアのナポリで戦時中に始まり、
イタリア、そして世界に
広がっています。
そのアイス(ジェラート)版が、期間限定で
イタリアなどで始まっています。
“gelato sospeso”
期間は夏の1ヶ月。(7月31日から8月31日)
全国の数百のジェラテリア、
バール、カフェが参加を申し出ているそう。
やり方は、コーヒーの場合と同じ。
客がジェラートを買うときに、
2つ分の料金を支払い、1つを店に預けます。
そして、それを経済的に苦しい
子どもたちに提供という仕組みです。
気軽な気持ちで参加できるこのプロジェクト。
うまくいくといいですね。
預ける方も、預ける時に、貧困や経済的な格差、
子どもの境遇などを考えるよい機会になる気がします。
このプロジェクトを進めているのは、
貧困家庭を支援する活動を行っている団体のサイト
http://www.salvamamme.it/
《Campagna Salvamamme Ice Cream Month》
http://www.salvamamme.it/progetti/campagna-salvamamme-ice-cream-month/
関連エントリー
《亀の知恵》
《善意をさりげなく。ナポリの「お預けコーヒー」、世界に。コーヒーシェアリング。》
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