少し前の「放送塔」という読売新聞朝刊の
投稿欄に、65歳の男性の投稿が掲載されていました。
《講師とのやりとり楽しい》と見出しがついたその投稿は、
Eテレで金曜午後に放送されている「高校講座 地理」に
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/chiri/
魅了されているという内容でした。
《村落と都市のすがた》(動画が見られます)
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/chiri/archive/chapter020.html
この65歳の方に限らず、
定年退職された方が、
こうした高校の講座や
放送大学を利用している
という話をよく聞きます。
NHK高校講座
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/
放送大学(番組表)
http://www.ouj.ac.jp/hp/bangumi/
自分もこうした放送を利用していたのですが、
以前は、語学講座がほとんどでした。
それもさることながら、最近は、
日本史、世界史、地理など社会科の
科目を視聴、聴取している人が多いみたいですね。
なぜなんでしょう。
もう何年も前から、学びなおしたい
という団塊の世代の方を中心に、
昔の世界史、日本史の教科書が
ベストセラーになっています。
これは、変転する現代の政治、国際情勢の中、
今後世界が社会がどうなるかを知るために、
歴史の知恵を学ぼうと考えているのではないか
などと言われています。
体系的に歴史を学び、
歴史の知恵を知って、
今後に生かそうということでしょうか。
あと、最近、聞いて驚いたのが、
リクルートが受験生のために開発し、
運営している受験サプリというソフトについてです。
https://jyukensapuri.jp/
想定している利用者は、高校生なのですが、
意外にも、社会人、高齢者の方も利用している
というのです。
理由は、まとまった知識が自分の好きなときに、
スマートフォンなどで自由に見ることができるから
ということだそう。
また費用も月額980円と
手頃なのも受けている理由かもしれません。
年を取ればとるほど、自分も歴史を重ねてきただけに、
歴史や経験の大切さが身にしみてきます。
それゆえ、もう一度、歴史や社会科を網羅的に
勉強し直したいと思うのかもしれませんね。
「時間がない」というのを言い訳にせず、
自宅のテレビ、インターネットなどで
少しずつでも歴史の知識を積み直したいですね。
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