母が叔母さんがもってきてくれた
と言って、1つずつ白い紙に包まれた
黒い玉のようなものがいくつも入った
透明な袋を冷蔵庫にしまっていました。
叔母さんは、わが家から地下鉄で2駅ほど
離れた所に住んでいます。
まもなく90歳。
つい最近まで仕事をしていたのですが、
さすがにいつまでも自分が現役でいては、
息子が成長しないだろうと、引退を決めたそう。
夏の暑い間は別荘(山小屋)のある
八ヶ岳に長期滞在。
1ヶ月に一度ほど東京に戻ってはまた
戻っていきます。
涼しくなったら東京の自宅へ。
非常に元気で、2駅離れていても、
地下鉄を利用することなく、
歩いて、野菜や果物、もらいもの、
自分が試して美味しかったもの、
体に良かったものなどを
届けに来てくれます。
買い物は、うちとは逆方向になる、
地下鉄1駅分離れたスーパーに、
ほぼ毎日、歩いて通っているそう。
ガリガリにやせてはいますが、
これまで入院はもちろん、
病院にかかったり、寝込んだりしたことはない
というほど、健康な叔母さんです。
そんな叔母さんが、ここ最近ずっと
取り続けて非常に調子が良くなった
と感激したものがあり、是非、
わたしたち家族にも、とってもらいたい
と持ってきてくれたのが、上に書いた
白い紙に包まれた黒い丸い玉だったのです。
持ってきて、すぐに母に物を渡して、
帰ってしまったので、どんなものなのか、
母は全く分からず。
電話して聞くのも大げさだということで、
とりあえず冷蔵庫に入れておけと入れたは
いいのですが、母はすっかりそれを忘れて
しまっていたのです。
昨日だかおとといだかに、他のものを出す
ついでに発見。
その正体を確かめてほしいと母から頼まれ、
台所のテーブルに座って、分析を始めたのでした。
白い包み紙をやぶりました。
すぐにそれが何かわかりました。
「発酵ニンニク」でした。
あなたはご存じですか?
青森県の田子町という
ニンニクの栽培で有名な町があります。
そこで作られる大きくて上質な
「田子にんにく」を発酵させて、真っ黒になったもの。
生にんにくは、古代から精力がつく食べ物として
知られていますが、「発酵黒ニンニク」は、
生にんにくに較べ、ポリフェノールがおよそ10倍含まれ、
遊離アミノ酸やその他のにんにくの各種成分が大幅に
アップしているものなのだとか。
叔母さんは、この発酵ニンニクを毎日、食べているそう。
(製造販売している会社のサイトでは1日1~2片をとることを勧めている)
以前、健康食品のお店だか、
デパートの食品売り場で
販売していて、そこで味見を
したことがあります。
プルーンのように甘かったことを覚えています。
以前から気にはなっていたのですが、
値段も結構するので、手が出せずにいたのです。
という訳で、その場で、1かけ食べて見ました。
口の中に入れるとねっとり。
ニンニクの匂いはしますが、刺激的ではありません。
ほんのりと柔らかな感じ。
そのかわりにフルーツのような甘みがたっぷり。
焼き肉店などで焼きニンニクをたまに食べたりすると、
ほくほくして、非常に甘いですが、あれよりさらに
甘い感じです。
母はニンニクは年寄りには、精が強すぎて、
逆に体に悪そうと言って、手をつけません。
と言うわけで、しばらく私がモルモットとなり、
発酵黒ニンニクを食べ続けることになりました。
さてどんな効能があるのでしょう。
田子の黒
http://www.takko-shoji.jp/
発酵したニンニクは他にも
様々なところが作っているようです。
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