何十年前だか、パリに初めて行ったとき、
カフェで「オランジーナ」を初めて飲みました。
ファンタオレンジに似ているけれど、
それより炭酸が弱く、味わいも上品だなと感じたものです。
パリ、そして老舗カフェの雰囲気に
飲まれていたのかもしれません。
それから何年たったことでしょう。
サントリーが「オランジーナ」を売り出しました。
懐かしくて思わず買ってしまいました。
そして今年、サントリーは「レモンジーナ」を新発売。
http://www.orangina.jp/lemongina/
近所のスーパー、コンビニに山のように並んでいました。
ところが、それを見た翌日だったか、テレビ、新聞で、
あまりの売れ行きで、出荷停止にしたと伝えていました。
あわてて、イトーヨーカ堂木場店に
車を走らせたら、拍子抜けしました。
一つの飲料でこんなに広大な面積の売り場を
占領しているのは見たことがないというほど、
レモンジーナが驚くほど並べられていました。
買って帰ったら、同じくニュースにあおられた母が、
別のお店で買ったレモンジーナが冷蔵庫の中にありました。
そして今度は、14日に発売した
「南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」を、
発売3日で出荷停止ですか。
こちらも小売店などからの注文に対して、
生産が追いつかないことが理由だそう。
うーん。
なんだか仕組んだような、
いやな気分がします。
今日、午前中に都内で副社長が
記者会見を開かれるそうですが、
どんな説明があるんでしょうか?
〇飢餓商法・品薄商法・品切れ商法
追記2015年4月19日
記者会見で、今回の出荷停止につき、謝罪。
小郷副社長は「インターネットで商品の情報が拡散し、
それが連鎖することで、これまでの経験則や手法では、
需要を予測できない面も多くなっている」と述べました。
「品薄商法」「あおり商法」などではなく、
「需要を読み間違えたためで、そういったことは一切ない」と否定。
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