新年。
初売りに出かけ、福袋をはじめ、
いろいろと買い込んだという方も多いことでしょう。
あなたは今年、食べ物以外で何か買われましたか?
家族と一緒にスポーツ用品店に行き、
防寒着などを買いました。
福袋が売れ残っていたので、
買おうと手を伸ばしかけたのですが、
踏みとどまりました。
買い物をする前に、
いつも言い聞かせている言葉があります。
それは祖父が母にいつも言っていた言葉。
自分は直接、祖父からは言ってもらったことがなく、
祖父から教わった言葉として、母から伝えられたものです。
「欲しいものより必要な物を買え」。
小さい時からそうですが、
自分はお金を使う時、
まず頭に浮かぶのは、食べ物。
その次は、本や漫画、レコード、
さらにはカメラのフィルムなどの
自分の好きな物や趣味のもの。
服、靴は後回しです。
その金の使い方を見ていて、
母が祖父からの言葉として、
「自分が欲しいと思うものではなく、
必要とする物から先に買いなさい」
と教えてくれたのです。
1月3日、新聞を読んでいると、
ミニマリストの記事が出ていました。
2015年1月3日、日刊スポーツ。
《必要最低限の物で暮らす生活スタイル、ミニマリスト》
http://www.nikkansports.com/general/news/1587185.html
《ミニマリスト「物を捨てた先の生き方や価値観大切」》
http://www.nikkansports.com/general/news/1587187.html
出来るだけ物を持たないで、
物に縛られない生活するという信条の人。
それをミニマリストというんだそうです。
その人の語った言葉の中に以下のようなものがありました。
《まず考えたのは、好きなモノを身の回りに置かないこと。
ホテルの部屋に入った時のイメージ。必要なモノを残し、
自分の好きなモノがない空間を、自宅で実現しようと心掛けてきた」》
「好きなモノを身の回りに置かない」。
「必要なモノを残し、自分の好きなモノがない空間」
に目がとまりました。
自分の好きなモノだけに囲まれた空間作りを目指す。
それを今まで自分が良いと思ってきました。
そうした空間は、
精神をリラックスさせてくれ、
居心地がよく、体のためにもなると。
それと全く反対の価値観を示されたことに
戸惑いを感じましたが、一方で、
そうした情緒を廃した空間で、
どんな精神状態になるのかに興味があります。
モノによって落ち着く、リラックスさせてくれる
というのは、別の言い方をすれば、モノに支配され、
影響されていると言えるのかもしれません。
「モノを捨てると、心が豊かになる」
そうミニマリストの人は考えるそう。
モノがなければ、それにとらわれず、
他人の目を気にせず、比較もしない。
モノから自由になることは、
精神の自由をもたらすのですね。
[amazonjs asin=”4847093461″ locale=”JP” title=”ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ -“]
必要なモノだけで満たされた空間にいたとき、
自分の精神はどう変わるのか?
試してみたいなー。
コメント