春告魚(はるつげうお)。東京湾のエビメバル。相模湾のイワシメバル。ニシン、サワラ、イカナゴ。クギ煮の思い出。

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2016年2月9日、日刊スポーツに、
春告魚=メバルの釣りの記事が出ていました。

春告魚は、春の到来を告げる魚。
辞書などには、ニシンが載っています。

ただ地方によっては、それぞれ春先に
よくとれる魚を言うことが多いようです。

関東・東海ではメバル。
瀬戸内では、漢字もそれらしい
サワラ(鰆)といった具合です。

残念ながら、東京湾でメバル釣りに
出かけたことはないのですけれど、
釣り好きな友人・知合いから何度か
その様子を聞いたことがあります。

東京湾、相模湾では2月から
メバル釣りが解禁になるんですね。

2月から春にかけて、
メバルは浅場に集まり、
釣れやすくなるんだそう。

ただ目が非常によい魚なので、エサ、仕掛けが重要。

記事にもありましたが、エサは、生きたエビ。
海エビではなく、モエビという淡水のエビ。
生きたまま動くエビにメバルが食いつくのだそう。

このため東京湾でのメバルを、
エビメバルとも呼ぶのだとか。

相模湾でのメバル釣りでは、エサに、
カタクチイワシを使うとかで、
こちらは、イワシメバルと呼ばれているんだそう。

同じ魚なのに、エサが違うのは面白いですね。

瀬戸内の春告魚は、サワラ。

柔らかい白身のあっさりとした魚です。

瀬戸内出身で、のちに神戸・大阪で暮らした
祖母にとって、このサワラは特別な魚でした。

元気な頃は、サワラを酢でしめた
酢魚にして、箱寿司を作っていました。

春や秋のお祭、冠婚葬祭の時に
欠かせなかった料理。
祖母の出身の東予地方では、5月の頃に、
嫁ぎ先から、花嫁の実家にサワラを
贈る風習があったんだそう。

故郷のことを思い出しながら、
サワラを料理し、食べていたんでしょうね。

神戸に長く暮らしていた叔母の春告魚はイカナゴ。
若い時は、自分であがったばかりのイカナゴを
買って、クギ煮を作っていたそう。

年をとって手が掛けられなくなってからは、
お気に入りのお店のイカナゴのクギ煮を買って、
よく送ってくれました。

このクギ煮を見る度に、叔母のことを思い出します。

神戸市の垂水区、長田区には、
イカナゴのクギ煮の
「発祥の地」の記念碑があるんですね。

《いかなご釘煮発祥の地》
http://hamadayori.com/hass-col/food/IkanagoKugini.htm
《「いかなごのくぎ煮発祥の地」石碑除幕式》
http://www.gogyofuku.co.jp/kan/2013/10/post-276.html

今は大阪、和歌山などでもイカナゴのクギ煮を
製造販売しているところがあるようですが、
叔母は、ずっと慣れ親しんだ神戸のお店のものを買っていました。

春告魚。

春への思いとともに、
祖母、叔母の思い出を連れてきてくれました。

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