オバマ大統領は、黒人奴隷の末裔か? 丸山和也参議院議員の発言の波紋。

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自民党の丸山和也・参院政策審議会副会長が、
2016年2月17日の参院憲法審査会で行った、
オバマ大統領についての発言が大きな問題になっています。

報道では、以下のように発言したと伝えられています。

「今アメリカは黒人が大統領になっている。黒人の血を引くね。
これは奴隷ですよ。奴隷がアメリカの大統領になるなんて考えもしない。
それだけダイナミックな変革をしていく国だ」

審査会で「二院制のあり方」をテーマに議論。
丸山氏の発言はその中で発せられた物。

これに対して、マスコミ、野党などは、問題発言。
人種差別的な発言であると批判しています。

そしてそもそもオバマ大統領は、ケニア人出身の
外国人留学生の父と、アメリカ出身の欧米系
白人女性の母から生まれたので、
奴隷の末裔(子孫)ではなく、事実誤認でもあると。

このためオバマ氏の大統領選挙の時、
「奴隷出身でないこと」で、
アフリカ系の人々の支持が得られにくい
なんて報道もありました。

以前、別のブログで、「オバマ大統領は黒人か」
との記事を書き、その後、彼の出自について
調べたことがあります。

アメリカの大統領はアメリカ生まれであることが求められ、
出生地のほか、その出自が調査され、マスコミでも
詳しく報道されるのですね。

1期目の選挙の時にはなかったと思うのですが、
その後、2期を目指す選挙の際に驚くべき調査が発表されました。

それは母方を遡ると、奴隷となっていた
黒人の血が入っていたという内容です。

アメリカの家系図調査会社
アンセストリー・ドットコムが調べたもので、
オバマ大統領の母方の先祖を12代遡ると、
アメリカで最初の終身奴隷となった
ジョン・パンチ氏というアフリカ系男性がいたと。

このジョン・パンチ氏は、
アメリカが独立前のバージニア植民地で、
年季契約召使(年期奉公人)の身分から
逃れようと、白人の奉公人仲間と逃亡したが、
捕えられ、裁判にかけられた結果、罰として、
1640年に終身奴隷にされたそうです。

このパンチ氏は、白人女性との間に子をなし、
その子孫のうちの1人が、
「白人地主」として成功したとのこと。

調査会社は、遺伝子鑑定を行い、
オバマ氏の母親が、そのバージニアの地主一族の
子孫であることを確認したそうです。

朝日新聞、2012年8月5日19時24分
《オバマ大統領の祖先「米国最初の奴隷」 家系図調査》
http://www.asahi.com/special/us_election/TKY201208010217.html

この調査が正しければ、オバマ大統領は
「奴隷の末裔(子孫)」ということになりますね。

さて、丸山議員の発言ですが、
伝えられたものは、かなり省略されたもの。

ネットでは以下が、審査会での発言とされています。

《バカみたいな話だと思われるかもしれないかもしれませんが、
例えば、いまアメリカは黒人が大統領になっている。
これ奴隷ですよはっきり言って。リンカーンが奴隷解放をやったと。
でも、公民権も何もない。マーティン・ルーサー・キング(牧師)が出て、
公民権運動の中で公民権が与えられた。でもですね、まさかアメリカの
建国当初の時代に黒人奴隷が大統領になるなんて考えもしない。
これだけのですね、ダイナミックの変革をしていく国なんです。》

この発言でも、表現が意を尽くしたものとは言えない
と思いますが、省略されたものよりはマシであるかもしれません。

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