仕事場から家に、昼ご飯を食べに
帰ってきたら、母が電話を受けていました。
どうやら「いらない靴を引き取ります」と言われているよう。
「家にはありませんので……」と母は答えています。
電話を終わり、母と話すと、
しょっちゅうこうした電話がかかってくるそう。
以前は、ずばり金、金製品、美術品という
価値のありそうな物を買い取りますだったそうですが、
それが、古着、靴など不要品にかわり、
それを引き取りますと電話してくるとのこと。
どれも古物商、買い取り業者。
電話で、「引き取ってください」と答えると、
家にやってきて、その品物(古着、靴など)を見ます。
けれどそれが主目的ではなく、家の中を見て、
もっと価値がありそうな貴金属、美術品などを
買い取るのが真の狙いです。
不要品の処分というのは、
家に上がり込むための口実なんですね。
そうした電話の他に、直接、家庭を訪れて、
インターフォンを鳴らして交渉というものもあります。
以前、別のブログで、ケーキを売りに来た例を書いたのですが、
つい最近、母といるとき、日中にやってきたのは、
「おいしい果物を持ってきました」というもの。
桃だったか、西瓜だったか、忘れましたが、
千葉の方からやってきたとインターフォン超しに
答えています。
「不要です」と答えたら、それ以上の展開はありませんでしたが、
以前は、取引先に納品に来たが、どうした訳かそこが休み、
もしくは発注間違いでものが余ってしまった。
そのため格安で販売しますという手口でした。
駅前、繁華街の街角で、果物、野菜などを
段ボール箱に入れて、通行人に売り歩く
なんてのも見ました。
昼は家庭を訪問、夕方以降は、繁華街に
こうした果物売りは、ある会社が組織的に
やっているもののようです。
わが家のように年寄りで夏場、外に買い物に出るのが
おっくうな場合、ついつい家まで売りに来てくれると、
これ幸いと応対し、買ってしまいがちですが、
品が値段に見合わないものだったり、
必要以上に買わされたりするので、応じないように、
気をつけています。
こうした果物売りは、ある時期に地域を決め打ちで
回っているのか、ここ数日間にご近所を回っているとの
話があったので、気をつけることができました。
どうぞご注意ください。
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