8月5日は、その語呂から「発酵の日」
なんだそうです。
マルコメ、《8月5日は発酵の日》
http://www.marukome.co.jp/knowledge/85nohi/index.html
昨日(2016年8月4日)の朝日新聞に
大きく、「発酵の日」を告げる広告が
大きく2面を使って掲載されていました。
左側の全面に掲載されていたのは、
マルコメの甘酒。
《夏休み!
思いっきり遊んだ後は
冷たい甘酒。》
マルコメの甘酒は、酒粕を使ったそれと異なり、
米糀を使って作られているので、アルコール0%。
《飲む点滴と称されるくらい、子供たちに必要な栄養も。》
と書かれています。
右側の一面は発酵仮面という呼び名をもつ
東京農業大学教授の小泉武夫さんと、
乳酸キャベツで話題の
料理家・井澤由美子さんの対談が掲載されています。
小泉さんは、冒頭、以下の本を今春出したことを述べ、
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江戸時代の発酵食の中でも“究極のスタミナ食”を見つけたと告げます。
それはどんなものなのか?
《味噌をお湯に溶いて、まずそこに豆腐を入れるの。
次に納豆を叩いて、挽き割りにしたものを加えて、
さらに油揚げをたっぷりと入れた味噌汁がそれ》。
タンパク質=大豆を三段重ねで入れたものですね。
さらに小泉さんが勧めているのは、お酢。
こちらも発酵食品ですね。
(井澤さんが、お酢に含まれるクエン酸が
疲労回復に期待できるからおすすめと)
酢の物、ところてん。
さらに小泉さんは、
鯖をぬか漬けにした「へしこ」。
さらに、白いご飯に
カリカリ醤油おかかと刻みネギ。
そしてぬか漬け。
また昔の女の人たちが夏の体力維持に飲んでいた
と「みりん」も発酵食品のお勧めとしてあげています。
いやー、身近な所に、
健康に役立つ発酵食品があふれていますね。
続いて井澤さんの乳酸キャベツに話が及びます。
キャベツについている乳酸菌だけで発酵している乳酸キャベツ。
井澤さんは、食べ合わせ方でさらに
発酵食の効果を高めるとして、
食物繊維と一緒にとることを述べています。
具体例としては、ヨーグルトにシリアル。
小泉さんは、食物繊維が体に有益な腸内細菌を
増殖させる場になるといい、日本人の主菜は、
すべて植物由来のものであったので、
和食を食べていれば、繊維質は足りていたと。
最後に、和食は発酵食が軸であり、
日本人は和食を中心に据えた食生活に返る
ことで、健やかで強い体を取り戻せる
と締めています。
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今、マルコメに限らず、多くの会社が、
米糀を使った甘酒を製造販売しています。
当たり前のようにスーパーなどで
売られているのは嬉しい限り。
江戸時代以来、親しまれた甘酒を
飲んで、暑い夏を乗り切りたいと思います。
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