アルファフェイバリット英和辞典第2版を読む。
brandy ブランデー
本来は brandwine、蒸留した(brandy)ワイン(wine)。
ワイン、リンゴ酒などを蒸留して樽に貯蔵したお酒。
昔、大手メーカーが洋酒入りのチョコを販売していた。
おそらくアルコール分も入っていたと思うが、子どもも
買えた。その中に「ブランデー」もあった。
どうなっていたのだろうか? ブランデーで思い出すのは
俳優の石原裕次郎。「ブランデーグラス」という歌も
あったが、家でくつろぐ姿をうつしたテレビ番組などで、
ソファーに座った石原裕次郎がブランデーグラスに入った
ブランデーを飲むという姿が。もしかしたら自分の頭の中で
作られたイメージかもしれないが、それが強烈に映像としてある。
さらにこれCMのせいかもしれないが、ブランデーグラスに
クラッシュアイスを詰め、そこにポッキーを指して、お酒の
おつまみにするというイメージ。大人になってクラブ、スナックに
行った時、同じような形で出された。またブランデーグラスに
クラッシュアイスを詰めて、その上からどぼどぼとブランデーを
いれて、飲むなんて人もいた。海外のホテルに泊まった時、夜、
ホテルのバーに。そこでキャンドルの炎だけの、静かな奥まった
ソファに座り、手の中にグラスを入れ、ゆっくりと転がしながら、
お勧めのブランデーを飲んだ。とてもとても素晴しい時間だった。
バーテンダーは、ブランデーは大切に熟成させたお酒なので、
飲むときもじっくり時間をかけて飲んでくださいと話していた。
そうそうこれもCMの影響か、周囲の大人の影響か、
小さい頃から、V.S.O.P.とかナポレオンとかブランデーの
グレードを知っていた。熟成度合い。熟成年数による違い。
V.S.(Very Special)
V.O.(Very Old)
V.S.O.P.(Very Superior Old Pale)
ナポレオン
X.O.(Extra Old)
Hors d’âge(オール ダージュ)
などがある。わが家もそうだったが、書斎のガラス戸の
本棚に、ブランデーを含む洋酒のコーナーがあった。
父は飾りだけで、それらを飲まなかった。
あれはなんではやったのだろうか?
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