「転ばぬ先の杖」。母が杖がほしいと希望したので、買ったら、進歩に驚く。

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先日、母が急に、
「なんだか足下が不安になったので、
『転ばぬ先の杖』の言葉通り、杖がほしい」
と言い出しました。

買い物や散歩に出かけた時に、
ちょっとしたところによろめいて、
転倒しそうになり、心配になったよう。

家には、実は杖があります。
祖父が使っていた紳士用の杖です。

英国紳士が使うようなステッキで、
種類はわかりませんが、
茶色の木製のものです。

しかしデザインが男性用だし、
長さも母には合いません。
使うと逆に不安定になりそう。

そこで、本人をつれて、デパートに。
そしたら売り場には、
母と同じ年代の女性が何人も。

皆さん、杖を品定めしているようで、
売り場の店員さんが総出で応対していました。

その間、売り場を眺め、目星をつけました。
種類、色、長さなど、何十本も壁に
ディスプレイされていて、
こんなにあるのかとびっくり。

まず気づいたのは、
長さが調節できるタイプが
ほとんどだということ。

身長や歩き方また用途によって、
細かく長さが調節できるのです。

続いては持ち手。
家のそれは、J字形でしたが、
今のそれはT字形がほとんどで、
太さも複数あり、表面も加工されて、
持ちやすく、滑りにくくなっています。

3つめは杖の先のゴム。

家にあったのは、先に何もついていないタイプでしたが、
売り場にあったものには、すべて先にゴム製のクッションが
ついていました。

衝撃をやわらげるとともに、
滑り防止また杖の先の保護を兼ねているよう。

さらにその中の一つは、杖を斜めについても、
対応してくれるタイプでした。
(それを購入)

通常のゴム製のクッションは、斜めにつくと、
滑ってしまいますが、その製品のクッションは、
蛇腹のようになっていて、斜めについても、
しっかりと地面をとらえ、滑らないようになっています。

ほかにも3点また4点支持で手を離しても、
自立するタイプのもの、さらにバネなどが内蔵され、
衝撃を吸収する装置がついているものも。

構造・素材については、中が空洞で
金属製のものがほとんど。
そのため、木製のものより、
ずいぶん軽量でかなり丈夫なよう。

知らない間に、杖もいろいろと進化しているようです。

店員さんは、高齢者が増えたせいか、
ここ最近、買い求める人が増えたため、
メーカーも増え、製品も改良が進んでいると。

またウォーキング、登山などで使うストックを、
街歩きにも使う人も増えているそう。

それらは、スポーツ用なので、
軽かったり、機能性が高いため、
その技術が、高齢者用の杖にも
取り入れられているとのこと。

さらに今後も、新たな杖が開発され、
販売されていくのかもしれませんね。

斜めについても対応できる杖を購入しました。
包んでもらわないで、買って即、売り場から
杖を使い始めた母。

行きとは全く違ったスピードで、
すたすたと先を行く母。

杖だけでこんなに変わるモノなんですね。

以後、杖は外出に欠かせない存在になりました。

「やはり杖があると安心で、安定する」
とのことで、外出が増えました。

〇後からつけられる先ゴム。いろいろな種類があります。
《杖先ゴム(クラッチ用先ゴム)のご案内》
http://www.y-create.jp/gumtip.html

〇先ゴムは消耗品。靴底と同じで、
定期的な点検、交換が必要なようです。

〇12月12日は「杖の日」。
申請者は、「健康維持にイチニ・イチニと杖を使って
一歩一歩確実に、転ばぬ先の杖として毎日安全に
歩いていただくために『杖の日』を申請した」とのこと。

プロフィール
この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
https://nikitoki.blog.ss-blog.jp/
ブログ「人生やり残しリスト」
https://yarinokoshi.blog.ss-blog.jp/

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