現金お断り。支払いはクレジットカードに限ります。オランダ・アムステルダムのスーパー、パン屋。

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先日、コンビニで携帯電話料金の支払いで、
4万余りのお釣りを不正に受け取った詐欺の疑いで、
女性が逮捕されたというニュースがありました。

お店を経営している知合いは、このニュースを聞いて、
本音を明かしてくれました。
それは、現金は出来るだけ扱いたくない。
電子マネー、クレジットカードの方がいい
ということです。

現金の取り扱いはとにかく気を遣い、大変なんだそう。

2015年5月25日、東京新聞夕刊の「紙つぶて」。
京都大学経済研究所教授の梶井厚志さんが、
「非現金商売」とのタイトルでコラムを書いていらっしゃいます。

アムステルダムのとあるスーパーで、
1000円ほどの買い物をしたら、支払いはカードのみで、
現金の支払いを拒否された。
アムステルダムでは、こうしたカード決済のみ可能
という表示をしている店は少なくない。
実際200円ほどのパンを買ったらそこも
カード決済のみだったとの経験を披露しています。

梶井さんは、そのメリットを以下のように書かれています。

《現金を扱うと、勘定の手間や従業員の管理、
あるいは盗難の心配など、それなりに費用がかかる。
その費用が大きければ、現金決済を拒否したほうが有利になり得る》

昔、八百屋と魚やを経営していた親戚のおばさん。
昔のことですから、もちろん現金商売。
それも小銭がじゃらじゃらという商いです。

店を閉めてから、その現金をそろえ勘定し、
明日の仕入れ分を残し、金庫にしまったり
(夜間金庫にも預けていた)という手間は、
結構な負担だったそう。

儲けが目の前に見えて嬉しいのだが、
反面、気苦労も多いと話していました。

現在、現金に変わる決済として、
注目されているのは電子マネー。

クレジットカードに比べ手数料も小さく、
決済のスピードも速い
ということで徐々に浸透してきています。

スマートフォンが普及したことで、
小額決済を巡っては、様々な企業が、
簡便なシステムを開発し、展開していますね。

そういえば、国境をまたく
ビットコインなんていうのもありますね。
こちらの方は、取引停止などがあり、一時期、信用が
落ちたのですが、最近ではまた復活しているみたいですね。

すでにコストにあわないと小額のコインの
製造をとりやめる国も出ています。

生体認証を使い、現金ではなく、人の身体を使って、
価値の移動をするなんて時代も来そう。
現金はなくなってしまうのでしょうか?

プロフィール
この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
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