亀の知恵

萬年も役立つような森羅万象の知恵を紹介

*

日本人初の100メートル9秒台の桐生選手と自分の共通点。弱点は実は利点。

   

日本人で初めて男子100メートル走で
10秒の壁を破った桐生選手。

その快挙を伝える新聞記事の中で、
とてもとても嬉しかった文章がありました。

それは、かかと(足首)の固さ。

あなたは、かかとをつけたまま
しゃがみことが出来ますか。

自分はそれが出来なくて、
後ろに倒れてしまうので、
どうしてもかかとをあげてしまいます。

なんと桐生選手も同じく、
足首が固いんですね。

自分が小学校、中学校の短距離走の時、
体育の先生(日本体育大学新卒)の指導は、
できるだけ足首を柔らかく使い、
ももをあげることでした。

それが当時の速く走る常識でした。

自分は、足首が固かったので、
それをできるだけ柔らかくしようと、
足首を回したり、柔軟体操を十分にしたりと、
工夫しましたが、克服できませんでした。

けれど短距離を速く走るためには、
ももを高く上げず、足首を固く使い、
地面から受ける反発力を
推進力に変えるというのが、最新の理論なんですね。

いやー、驚きました。

ただ足首が固いと衝撃を強く受けるので、
故障の可能性は高いのだそう。

この事実を知り、思ったのは、
今、弱点と考えられるところは、
もしかして長所、利点かもしれないということ。

自分が生まれ持つ特徴を、
特徴として受け入れ、それを
最大限に生かすにはどうしたらよいか
ということでした。

今回の快挙から
良き指導者、見守り続けたお父さんの存在など、
色々と学ぶことがあったのですが、
一番の収穫は、上の点に改めて気づかされたことです。

以下、新聞各紙の記述。

《まず足首が硬い。立った状態でかかとを地面につけたまま、
お尻を真下に落とすとバランスを崩して後方に転ぶ。
和式トイレも苦手。スポーツでは関節の柔らかさが競技力を
向上させるケースが多いが、スプリンターは違う。
硬い足首が地面から受ける反発の力を逃さず推進力に変える。
「足首はなるべく硬く使う」。》

《桐生祥秀の秘密、硬い足首と1秒間5歩の高速ピッチ
[2017年9月10日7時45分 紙面から]》
https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/1885603.html

《スピードを出すコツを桐生は「足首」という。
「やわらかく使うと遅くなる。硬く使うのが大切」。
実はかかとを地面につけて、しゃがめない。
硬い足首を強靱きょうじんなバネのように使い、
一瞬で地面にパワーを伝える。アフリカ系選手と共通する技術だ。》

《国内では「太ももを上げろ」「足首でキックしろ」
という指導もされたが、アフリカ系のトップ選手の
動きは太ももを上げず、足首を固定して走っている
ことが分かった。》

《まとめ読み「NEWS通」
桐生祥秀、日本人初の100m9秒台…9秒98
2017年09月11日 11時45分》
http://www.yomiuri.co.jp/matome/20170512-OYT8T50024.html

《一九七〇年、日本陸上競技連盟(陸連)が招いた
ポルトガル人指導者は、太ももを上げるトレーニングを
全国で指導した。それが「ももを高く上げるのが速く
走るフォーム」と誤解され、「ももを上げろ」が合言葉になった。
だが日本陸連が九一年に東京で開催された世界選手権で
カール・ルイス(米国)らの走りを分析した結果、
その指導法が間違いだと気づいた。20年以上、
遠回りしていた。
以降はももを上げず、骨盤を意識し、膝を前に出す
フォームが主流になった。》

《桐生9秒98 「やっと世界のスタートライン」 日本、49年の悲願
2017年9月10日 07時01分》
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017091090070007.html

《9秒98桐生祥秀、足首の「硬さ」が大記録達成の武器になった》
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12144-308135/

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