みうらじゅんさんによる
「アウトドア般若心経」。
ご存じですか?
「般若心経」は278文字。
家を出て、経文に書かれている文字が書かれている
看板などを写真に撮り、経文の完成を目指すことを言います。
一般的には使われない文字もあるので、
完成するのはとても大変だったようです。
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知合いのご夫婦。
どちらもお名前に「和」
という文字が入っています。
二人して、体力をつけるため、
街歩き、ウォーキングをしているのですけれど、
ただ単に歩くのは面白くない。
何か目的を持って歩くと、もっと面白く、
やりがいもあるのではないかと思ったそう。
いろいろ考えて思いついたのが、
二人に共通な漢字である「和」を
外出先で探し、見つけたら、
写真撮影するということ。
今は、携帯電話、スマートフォンの
カメラ機能が優れているので、
デジタルカメラを持たなくても
撮影できることもこの思いつきを
後押しすることになりました。
以来、出かける度に、
「和」を街中で探すように。
「和」はやはり日本風の店、場所に多いよう。
変わった所では「和ごむ」。
商品名ですが、文房具店で見つけ、
そのまま買って帰ったとか。
http://www.kokuyo.co.jp/award/archive/goods/wagomu.html
知合いのお友達がいる東大和市に
出かけた時は、写すのに困るほど、
多くの「和」があったそう。
そこで、地名で「和」のつくところを探したそう。
《漢字「和」を含む地名一覧》
http://chimei.jitenon.jp/data/kanji.php?kanji=%E5%92%8C
市だけでなく、町を含めると、
これから一生の間に、
回りきれないほどあることに
驚いたといいます。
その中で、
「和」一字のところが、
全国に4つあると。
地名「和」の読み方・所在(都道府県と市区町村)
http://chimei.jitenon.jp/data/kanji.php?kanji=%E5%92%8C&search=id
そのうちの一つ、
茨城県鹿嶋市和(かず)には、
鹿島神社、塚原卜伝の墓などを
観光した際に、わざわざ訪れたとのこと。
「長者ケ浜潮騒はまなす公園前」という、
長い名前の駅に降りて、「和」を訪れました。
公園は別の住所で、「和」の住所には
特別なにかあった訳ではないのですが、
とても楽しかったそうです。
最近は、自分たちが出かける先に、
「和」のつく店がないか、出かける前に
ネットで探したりもしているそう。
けれど、たまたま出かけた先に、
「和」のつく店があるという偶然の出会いが
もっとも楽しいと。
そうして出合ってしまうと、
嬉しくなってしまい、
ついつい寄り道してしまうとか。
その一つが、
北斎美術館を訪れた後、
錦糸町に歩いて行き、
錦糸町駅北口周辺を歩いているときに
見つけた「和」というお店。
小さなお店だったけれど、とても良いお店だったそう。
聞いている内に、世の中には、
いろいろな楽しみ方があるものだな
と感じました。
自分だったら何を探すかな?
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