従兄弟がもってきてくれたいなり寿司で舌の変化を知る。

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今日お昼前、従兄弟が向島に
花見に行ったついでに立ち寄ったから
と行って、ある老舗のいなり寿司を
持ってきてくれました。

わが家からは離れていますが、
従兄弟の家をはじめ、店の近所の取引先などからの
いただき物で、昔からなじんだ味です。

従兄弟は「おばさんの大好物だから」と
持ってきてくれたのでした。

お店のホームページにも書いてあるように、
味は濃い目。
昔風の東京下町の味です。
(80年つぎたしの秘伝のたれで1時間ほど煮る)

母は、本当に久しぶりに、
一つ口にしたところ、
「昔は、こんなに味が濃いものを
食べていたんだねー」とため息。

2年ほど前から、年齢、体調もあり、
塩分控え目、薄味になったので、
もうこちらのお稲荷さんは、
味が濃すぎて食べられないようです。

母を含め一家は、昔はこちらや
人形町の老舗のいなり寿司が好きだったのですが、
家族で母にあわせているうちに、
やはり、濃いめの味が口に合わなくなってきました。

「人間の味覚・嗜好は変わらない」
とよく言われますが、意外にも
変えることができるようです。

たくさんもってきてくれたいなり寿司。
お隣にも少しおわけして、残りは冷凍に。

「昔の恋人に会ったら幻滅した」
と言ったら言い過ぎですが、
なんだか寂しい気がしました。

けれどあらたに出会えた美味もあるので、
そちらを大切にいただいていこうと
感じています。

プロフィール
この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
https://nikitoki.blog.ss-blog.jp/
ブログ「人生やり残しリスト」
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