田舎の土地や家屋を寄付しようと申し出たら、断られた。実家の不動産の処分で悩む人たち。

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仕事仲間の女性。
ほぼ同じ年頃で、親も同年代。

その友人のご両親があいついで亡くなり、
九州の実家は空き家になりました。
友人は東京で結婚し子どももおり、
家もあるので、その実家の建物土地は不要。

父母が亡くなった後、その家を管理するため、
年に何度か帰省し、家の中のものを処分したり、
部屋や庭の掃除をしたりしていました。

しかし1人でそうしたことをするのは大変。
肉体的にも経済的にも負担がかかるので、
売却しようと考え、地元の不動産屋さんに
相談したそう。

ところが、その不動産屋さんには、
買い取りを断られてしまったとのこと。

その家は県庁所在地の住宅地にあり、
条件的にはなんの問題もないように素人には、
思えたのですけれど、そうではないようです。

現在、田舎では県庁所在地でも、住宅地では需要が少なく、
更地でも買い手がつかないとか。それなのに古い建物が
あっては、なおさら、売れないというのが断りの理由。

それならと公共自治体や団体などに寄付しようと、
打診したら、こちらも断られてしまったとのこと。
管理費や建物を壊す場合の費用がかさむというのが、
拒否の理由です。

その後、何年かたってようやく処分できて、
今はほっとしているとのこと。

お墓、実家の建物、土地の管理、売却に悩んでいる人、
意外に多いなんて、人ごとと思っていたら、なんと、
わが家にも、処分に困る土地(山林)が出てきました。

祖父母が子ども3人のために、もともとの自分の
田舎である岐阜県のある市の山中に土地を買っていたのです。

祖父母が亡くなった後、3人が相続。
名義は3人ですが、3人では管理が面倒なので、
長男が、わずかな額ですが、税金を支払い続けていました。

その長男(おじさん)が先日亡くなり、従兄弟に
その税金の支払いを告げる知らせが来たと。

他のものも、あることすらほとんど忘れていた土地で、
利用価値も経済的価値もほとんどなく、税金という
負担だけあるので、もう手放したいということで意見が一致。

長男の息子に、処分を一任することにしました。
最初から売ることを考えず、寄付を考え、
地元の市に話をしたところ、拒否されてしまったそう。

理由は上と同じく、管理できず、
費用が逆にかかってしまうから。

それでしょうがなく、地元の不動産屋さんに
問い合わせをしているのですが、
どうも芳しくない様子だとか。

住宅地の土地・建物でも処分は困難。
田畑はさらに困難。
それよりまた処分が難しいのは山林なんだとか。

ああ。
いつの間にか、そんなことになってしまっていたんですね。

なんとかそうした地方の土地・建物の
上手い活用法はないものでしょうか。

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この記事を書いた人
niki

35年以上にわたり、TV、ラジオ、
イベント制作に携わる。30年余
り、放送関係の専門学校講師を
勤め、企画書、台本の書き方を
教える。10年余りホテルの食に
関するHPの制作、コンサルタ
ントも、行う。新聞は小学4年生
から読み始め、多い時には13紙
を愛読。
ブログ「トクダス」
https://nikitoki.blog.ss-blog.jp/
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